家計にとっての食費の負担感が増している。総務省が28日発表した3月の家計調査によると、勤労者世帯のエンゲル係数(消費支出に占める食費の割合、過去12カ月の移動平均)は23.9%に達した。2014年まで長らく22%前後で推移していたが、15年に入ってから急速に高まってきた。
円安に伴う輸入コスト上昇や人手不足をうけた人件費の増加を背景に、加工食品や外食の値上げが昨年初め頃から、一気に進んだためだ。…
家計にとっての食費の負担感が増している。総務省が28日発表した3月の家計調査によると、勤労者世帯のエンゲル係数(消費支出に占める食費の割合、過去12カ月の移動平均)は23.9%に達した。2014年まで長らく22%前後で推移していたが、15年に入ってから急速に高まってきた。
円安に伴う輸入コスト上昇や人手不足をうけた人件費の増加を背景に、加工食品や外食の値上げが昨年初め頃から、一気に進んだためだ。…
エンゲル係数、家計、ユニクロ、日銀、野村証券