渋谷警察署の結核集団感染 32人に
警視庁の渋谷警察署の署員らが結核に集団感染した問題で、一連の感染者は合わせて32人に上ることが分かり、警視庁はさらに検査対象を広げて感染経路を調べることにしています。
					この問題は去年2月、渋谷警察署で留置していた60代の男性が肺結核で死亡し、その後、署の留置場の担当者や大学病院で遺体を解剖した医師、それに解剖の際に同じ部屋にいた文京区の本富士警察署の署員らが結核に集団感染したものです。
警視庁によりますと、これまでに、死亡した男性と接触した署員や、結核を発症した署員の家族など、100人余りを対象に保健所が検査を行いました。
その結果、一連の感染者は、渋谷警察署で20人、本富士警察署で4人、死亡した男性と同じ部屋に留置されていた男性1人、解剖を行った医師ら7人の、合わせて32人に上ることが分かりました。このうち、これまでに発症した人は、渋谷警察署で7人、本富士警察署で1人だということです。
警視庁は、留置されていた男性が結核で死亡したことを保健所に報告するのが遅れたため感染が拡大したとして、今後さらに検査対象を広げて感染経路を調べることにしています。
				警視庁によりますと、これまでに、死亡した男性と接触した署員や、結核を発症した署員の家族など、100人余りを対象に保健所が検査を行いました。
その結果、一連の感染者は、渋谷警察署で20人、本富士警察署で4人、死亡した男性と同じ部屋に留置されていた男性1人、解剖を行った医師ら7人の、合わせて32人に上ることが分かりました。このうち、これまでに発症した人は、渋谷警察署で7人、本富士警察署で1人だということです。
警視庁は、留置されていた男性が結核で死亡したことを保健所に報告するのが遅れたため感染が拡大したとして、今後さらに検査対象を広げて感染経路を調べることにしています。