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阿蘇中岳火口20センチ沈降 断層帯の変動影響か 2016年04月23日

 国土地理院(茨城県つくば市)は22日、県内で16日未明に起きたマグニチュード(M)7・3の地震で、阿蘇山の中岳火口付近が20センチ程度沈降していたことが人工衛星による観測で分かったと発表した。

 藤原智・地理地殻活動総括研究官は「本震を起こした布田川[ふたがわ]断層帯の変動にひっぱられて下がったとみられる」と話している。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の陸域観測技術衛星「だいち2号」が撮影した画像を国土地理院が分析した。その結果、火口西側の草千里付近でも30センチ程度沈降していたことも分かった。

 国土地理院は、火山活動との関連は不明としている。


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