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上田令子による舛添知事の「都市外交」研究一挙ご紹介

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本日発売の週刊誌にて、湯河原にある「舛添政治経済研究所」来訪において、知事の公用車を使用したことの是非が問われてます。記事の中で登場する「運転日誌」、どんなものか都民の皆様も興味があるかと思います。実はお姐も取り寄せたことがありますので、これは、情報開示請求をすればどなたでも見られるものであることから、こちらにご紹介いたします。

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 故あって(笑)、2014年6月18日~27日まで取り寄せていました。再確認したところ、湯河原にこの期間は行っていないようでしたね。

 舛添要一知事は、厚生労働大臣経験者を経験した国際政治学者で、6ヶ国語を操るということでしたから就任当初から、おそらく奇抜な外交政策を打ち出すに違いないと虎視眈々と静かに執拗に定点観測を続けてまいりました。
 まずは、都庁最後の天下り職といわれる「儀典長」に斬り込みました。

外務省→都庁への天下り指定席?!「儀典長」を問う!(2014.4.21)

「儀典長には外交はできない」?!知事いよいいよ外務省天下り職に言及。(2014.6.21)

儀典長→外務長へ名称変更。古巣の名前で出ています?(2014.6.29)

本会議場の場では、知事に直接「都市外交」(お姐的には、“都市間交流”)について確認。

2014年9月25日 第3回定例会 

平成27年2月27日 第1回定例会

と、まぁ連続連打を続けてきまして、その真骨頂は昨年の総務委員会での知事のお膝元「政策企画局」への質疑でして、ここで一挙にご紹介させていただきます。

総務委員会予算調査2014年3月18日

〇上田委員 まず、私は都市間交流についてお尋ねをいたします。
 昨年十二月、東京都都市外交基本戦略が策定されました。
 これまで都では、国際化、情報化に向け、鈴木都政下の一九九四年に東京都国際政策推進大綱を策定し、友好都市交流を進めてきました。また、石原都政下の二〇〇一年には、アジア大都市ネットワーク21を立ち上げ、アジア地域を中心とした多都市間の交流による事業が展開されてきました。
 このような国際的な都市間交流は、国際平和の進展に貢献するものであり、次の四つの側面を有するものだと私は考えております。
 その第一は、政治部門、すなわち理事者、議会の間の交流です。狭義の都市外交ともいえるのではないでしょうか。
 第二は、職員間の交流です。これにより実務上の問題の解決に向けた行政技術の共有が期待されると思います。
 第三は、民間交流の支援。民間交流の促進のための環境整備です。
 第四に、これらを包括するものとして、東京の都市ブランドの売り込み、PRです。

 これらは相互にリンクして展開されるものであり、シナジー効果が発揮されるものと思われます。この考えに基づきまして、以下伺わせていただきたいと思います。
 まず、基本戦略が策定されたことによる従来の都市間交流施策との変更は、来年度にどのように向けてどのように生じるか、見通しをお聞かせください。
(お姐超訳:で、結局なにがやりたくて、どこをめざしてんですか?知事のいうところの「都市外交」とやらは?!)

〇横山外務部長 昨年末に策定いたしました東京都都市外交基本戦略では、都市外交の今後の方向性といたしまして、友好都市等とこれまで築いてきた成果を生かしつつ、その見直しや再活性化を図った上で、各局実務レベルでの交流、協力を強化していく旨、記載をしてございます。
 来年度においても、本戦略を踏まえた都市外交を展開してまいります。
(お姐超訳:まあ…これまでの延長線上で、東京五輪的にエッジをたてるかな的な?)

〇上田委員 都市外交のきっかけといいますか、推進のきっかけとなりました、昨年度、知事のトップマネジメントを強化するということで、知事本局から政策企画局へ組織変更が行われ、外務長と都市外交担当部長が配置をされました。儀典長から外務長に名称が変更をされたわけでございます。
 つきましては、基本戦略の策定に外務長及び都市外交担当部長がどのように関与され、ご知見が反映されたのか。特に深く関与された項目などがございますか。具体的にお答えくださいませ。
(お姐超訳:まだ天下り人事を続けるのですね?!)

〇横山外務部長 都市外交基本戦略の策定におきまして、外務長は、その企画立案など専門的見地から中心的な役割を果たしてまいりました。また、都市外交担当部長は、外務長をサポートし、都市外交基本戦略策定の実務を担当しております。
(お姐超訳:続けますよ!やめませーん。国に変なことでツッコミいられたくないモンね。)

〇上田委員 そうですね、実務を中心的な役割を果たされたということで承知をいたしました。
 ついては、基本戦略では、知事による外国都市の訪問や国際会議等への参加は効果が大きくと、こちらの一九ページに記載されておりますけれども、その効果はどのような効果が期待できるのか。職員間や民間交流だけでは得られない知事による効果がありましたらば、具体的にお答えいただければと思います。
(お姐超訳:さぞかし効果があるんでしょーね、具体的に説明されたし!)

〇横山外務部長 都市外交におきましては、最高責任者である首長同士が交流することで緊密な都市間の信頼関係の構築が可能となります。また、首長が相手都市の先進事例などを直接見聞できること、トップによる東京のプロモーションを行えること、現地メディアを通じて東京の政策や魅力等を強く発信できることなど、都市外交における首長の果たす役割は非常に大きいと認識しております。
(お姐超訳:行きたいってもの止められません。)

〇上田委員 過日の予算特別委員会での私どもの会派の議員への知事のご答弁で、独自の外交人脈もあり、表彰もされているということで、知事の国際的な貢献度の高さ、あるいは、もともと国会議員もなされ、そして国際政治学者であられるということで、非常に知事ご自身の効果が高いというのも理解できるところではありますけれども、トップダウンももちろん重要ではございますが、ボトムアップの見方というのも看過できないと思うのでございます。
 そのような観点から基本戦略の方をじっくり拝読させていただきましたが、民間交流の支援促進に関する記述がいささか少ないのではないかなというふうに思った次第でございます。
 民間交流は、NGOによる国際貢献事業から文化芸術団体の交流、教育現場の交流、研修生の受け入れのような技術交流、こちらも今度、留学生支援を入れるということでございますが、まさに多岐にわたっております。いわゆる草の根交流の領域が大きいものでございます。このような草の根の領域こそ、国家間の外交で果たし得ないものではないでしょうか。
 今まさに物騒な世の中になり、テロの問題もある中で、その中で、NGOやまさに民間で支え合い、信頼関係を別途補っている事例を多々拝見しても明らかなことだと思います。
 そこで、民間交流の支援促進については、この都市外交戦略におきまして、都市間交流におきまして来年度における考え方、取り組み、課題認識につきましてお示しくださいませ。
(お姐超訳:お上がセンス悪い外交やるより、シュッとした民間に任せてはいかが?)

〇横山外務部長 姉妹友好都市等とはこれまでも、環境、教育、文化、スポーツなど、行政同士はもちろんのこと、民間も含め、さまざまな分野において交流を行ってきております。
 引き続き、民間とも連携しながら都市外交を推進してまいります。
(お姐超訳:まずは我々そして民間で進めます。)

〇上田委員 民間交流にも視野をいただけるということで部長からのご答弁を、この基本戦略では読めなかった部分の言質を頂戴いたすことができました。
 推進をされるということで、じゃ、実際に来年度予算ではどうかということを拝見させていただきます。都市外交推進費として従前三億六千五百万円であったところ、六億七千万円ということで増額をされているところです。増額の必要性と具体的な使途についてご説明いただければと思います。
(お姐超訳:なんで倍近くになっちゃったの…?費用対効果がわかればいいんですけど←やがてこのお金が昨今の外遊費是非問題に発展!)

〇横山外務部長 二〇二〇年大会の成功と世界一の都市東京を目指して、さまざまな取り組みを行っていく必要がございますけれども、それを都市外交の面から支えるための予算を計上してございます。
 主な内容といたしましては、知事の海外出張、在京大使館等との連携強化等の経費でございます。
(お姐注:ここで明言してましたね、海外出張!)

〇上田委員 きょうは、私、資料の方を理事者の皆様、委員の皆様にちょっと配らせていただいております。昨年の四月十八日に、都市間交流の実績と実態調査のために、東京都儀典長、現在は外務長というふうに名前が変わっておりますけれども、儀典長に係る情報公開を行いました。開示の概要がここにまとまっておりますので、ちょっとごらんいただければと思います。
 この資料によりますと、儀典長による海外出張はアジネット21のみでございました。儀典長から交代された外務長は、海外出張の回数がふえるようではございますけれども、来年度はどのような頻度となるのか。その目的と狙いにつきまして、現時点での外務長のお考えをお示しくださいませ。
(お姐超訳:さっきのロジック破綻してませんか?アジアネットしか行ってない儀典長→外務長の存在意義は?)

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