卵巣保存し不妊のおそれに備える「卵巣バンク」設立
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抗がん剤による治療などで不妊になるおそれがある女性のがん患者から卵巣を摘出し、将来、妊娠の可能性が残せるよう凍結保存しておく「卵巣バンク」を民間のクリニックが設立すると発表しました。
卵巣バンクの設立を発表したのは、都内にある不妊治療が専門のクリニックです。
抗がん剤などの治療を受けると卵巣が傷つき、不妊になるおそれがありますが、卵巣を事前に摘出し凍結保存しておけば、将来、子どもを持てる可能性を残せるとされています。
このクリニックでは、全国13の医療機関と今後、提携を結び、各医療機関で摘出した乳がん患者などの卵巣をクリニックに運んで凍結保存し、将来、妊娠ができるようになった時に患者の体内に戻せるようにするということです。凍結保存の設備のない医療機関で治療を受ける患者でも利用できるようになるということで、バンクの設立を発表したレディースクリニック京野の京野廣一理事長は「卵巣凍結を全国に広め、より多くの患者さんが利用できるようにしたい」と話しています。
抗がん剤などの治療を受けると卵巣が傷つき、不妊になるおそれがありますが、卵巣を事前に摘出し凍結保存しておけば、将来、子どもを持てる可能性を残せるとされています。
このクリニックでは、全国13の医療機関と今後、提携を結び、各医療機関で摘出した乳がん患者などの卵巣をクリニックに運んで凍結保存し、将来、妊娠ができるようになった時に患者の体内に戻せるようにするということです。凍結保存の設備のない医療機関で治療を受ける患者でも利用できるようになるということで、バンクの設立を発表したレディースクリニック京野の京野廣一理事長は「卵巣凍結を全国に広め、より多くの患者さんが利用できるようにしたい」と話しています。