手軽なジョギングダイエットは、”20分”が効果の分かれ道!?
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ダイエットにはいろいろな方法がありますが、その中でも比較的手軽に取り組めるものの1つとしてジョギングダイエットがあります。しかし、ある程度の時間走り続けないと効果が出ないとなると、続けられるかどうか不安になるでしょう。そこで、ジョギングダイエットについて詳しくご紹介します。
ジョギングってどんな運動?
ジョギングダイエットを理解するには、まずジョギングとは何かを理解することが大切です。
ジョギングを理解するにあたっては、ウォーキングとランニングを比較し、その違いを把握すると分かりやすいでしょう。
ジョギングとは、基本は「走ること」を意味しますので、明らかにウォーキングとは異なります。「歩く」の定義は、両足が地面から離れないことですので、「走る」は両方の足が地面から離れる瞬間があることを指します。
また、ランニングとジョギングの違いは、「ゆっくり走る」のがジョギング、ジョギングを含む走ることをランニングといいます。
つまり、ジョギングはランニングの一形態なのです。ただし、ジョギングよりも早く走ることをランニングというのが一般的です。
ウォーキング、ジョギング、ランニングについては、心拍数等で分類する考え方もありますが、スピードの違いで分けるのが分かりやすいでしょう。目安としては、ジョギングが1キロ7分から10分、ランニングは1キロ5分程度と言われています。
20分以上走らないと効果ないってホント?
ジョギングダイエットをしようと決意してジョギングを始めても、継続できないと効果は期待できません。ここで問題になるのが、1回のジョギングでどのぐらい走れば良いのかという点です。
そもそも、ジョギングがダイエットにいいのは本当なのでしょうか?実は、あなたがなりたい体によってダイエットの方法は異なります。
運動には「有酸素運動」と「無酸素運動」の2種類があります。ダイエットの目的に応じてこの二つを使い分けることが大切です。
有酸素運動とは
酸素を要する運動です。具体例を挙げると、ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など。
下半身の筋肉を大きく使うので血行がよくなりむくみの解消や美肌効果、健康維持が期待できます。
脂肪を燃焼したい方にはおススメです。
脂肪の分解が高まるまでには20分必要だと言われているので、10分や20分でも効果がゼロというわけではないのですが、やはり20分続けることが一番効果的だと言えます。
無酸素運動とは
酸素を多く取り込まない状態での運動なので、無酸素運動と呼ばれます。具体例を挙げると、瞬発力を要する短距離走や、筋力トレなど。
メリハリのある体を作りたい方におススメです。痩せすぎている男性が筋トレをするのも、このためです。
また、代謝のいい体(痩せやすい体)にすることもできるので、代謝を上げたい方も無酸素運動を取り入れると良いでしょう。
無酸素運動は短い時間に力を要する運動なので、あまり長い時間運動するには向いていません。
つまり、「今ある脂肪をとにかく無くしたい!」というダイエットが目的の人には20分以上のジョギングで脂肪を燃焼させるのがおススメ。
さらに、せっかく脂肪を落とせても元に戻ってしまっては台無しなので、無酸素運動も取り入れて痩せやすい体を作るのがベストと言えるでしょう。
ジョギングで得られるダイエット効果とは
ジョギングのいいところは、高い運動効果が期待できる点です。
運動効果とは、脂肪の燃焼によってカロリーが消費されることです。
実際にはどれくらいかというと、例えば、体重60キロの人が30分ジョギングすると約240キロカロリーを消費すると言われています。ごはん1杯が約120キロカロリーですので、ごはん2杯分の消費です。
ジョギングダイエットは続けることが大切です。
日常生活に気軽に取り入れよう
ダイエットは「大変」「苦しい」というイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし、ジョギングダイエットであれば、無理のないペースで続けていくことができ、比較的体への負担も少ないので始めやすいのではないでしょうか?
ジムに通い始める人もいますが、お金もかかるし、行くまでが面倒だという理由から通わなくなってしまう人も多いと聞きますよね。
一人で走っているのが退屈…という方は、音楽を聞きながら走ると楽しめます。自分の呼吸や走るときの足音も聞こえにくくなるので、「走ってる」という実感を持ちにくく時間が過ぎるのを早く感じられます。
また、ダイエットをしたいと思っている友達と始めてみるといいかもしれません。自分だけではなく、他の誰かもいるとサボりにくい環境が生まれますし、「○キロ痩せた」と報告し合うと具体的な数字が見えてモチベーションアップに繋がるかもしれません。
ぜひジョギングダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか?