坂上忍と林修氏が人柄採用否定する東大生を一刀両断「正直採用したくない」
番組では「坂上&林修が大人に怒れるイマドキ若者と対決」と題し、スタジオに集まったYouTuberやギャル、地下アイドルなど様々なイマドキの若者が、大人に対する怒りをぶちまけた。その中で、東京大学4年生の木原洋子(仮名)さんは「『人柄採用』はナンセンス!もっと能力を重視して!」と訴えた。
木原さんは現在、就職活動中だそうだが、企業説明会での「うちは人柄採用をやってます」という説明に不満があるのだとか。そこで木原さんは「『人柄』って言葉がぼんやりしすぎてて何を求めているのかわからない」「どう判断してるのかがわからない」といった怒りを打ち明けた。
これに対し林氏は、「人事も人を採るプロなんですよ」「人柄採用と言いながら、『この子能力ある』『この子能力ない』の見極めは意外と簡単にできる」と木原さんの不満を一蹴する。
坂上も、木原さんの就職活動が難航していることを受け「木原さんのほうがどこかで、人柄というザックリとしたものの中では、足りてないものがあるんじゃないの?」と指摘。さらに「使う側と使われる側だから、(採用するかどうかは)使う側が決めること」「人柄であろうが実力主義だろうが、それは使う側が判断することよ」と力説した。
そんな坂上は「あなたがまだ使われる側だとするなら、人柄採用が嫌なら自分で起業しちゃえばいいじゃん」「使われる側なら(企業側の)ニーズに合わせて徹していかないと」とアドバイスを送った。
一方で林氏は「『人柄採用と言われて、どう対応していいのかわからない』と言ってる時点で、正直言って(自分なら)採りたくないです」とバッサリ。
さらに林氏は、木原さんの言い分に対し、厳しい口調で「『答えのある問題は解けるけど、自分の頭を使って考えなきゃいけなくなったら解けない』と言っているようなもの」と解説し、企業側が求めている人物像を、自身で考え当てるべきだと主張した。
なお坂上は使う側の意見として、指示した内容は実行するがそのほかのことはやらない人が多いことを指摘する。「なんで膨らまして物事を考えることができないんだ」「言ったことやるのは当たり前」とし、指示から発想を膨らませることが重要だと熱弁。「目先のことをどうのこうのっていうのは、僕らあまり気にしてないとこある」と語っていた。
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