スパマニ勉強会では、こんなことを勉強します。
カイロプラクティックの基礎となる・・・
・脊柱解剖学
・脊柱のバイオメカニズム
・カイロプラクティックX線フィルム分析
・骨・筋肉触診(パルペーション)静的および動的パルペーション
・危険の少ないスラストを選んで行います(アジャストメント・矯正)
脊柱の知識が増え、臨床の幅が広がります。
医道の日本から出版されている『初めて学ぶ カイロプラクティック・スキル』という本がありますが、カイロプラクティックを勉強したくて、この本を買ったが全く役立たないという主旨の書評が載っていました。
カイロプラクティックの矯正技術は本や、DVDを見ただけでは分かりません。脊柱解剖、脊柱の触診が理解できて 脊柱の動きについての理解がないと椎骨を安全に動かすという行為はできません。そして理解できていても練習を積まないと実際にはできません。前述の本は基礎的な実技を一通り学習してもっとスキルを高めたいときに初めて役立ちます。
椎骨の棘突起や横突起を触診できること。
触診できないことには始まりません。椎骨が隣接する椎骨とずれているとか、正常な動きをしていないとかを判断できません。そしてその椎骨を正確に矯正することもできないことになります。
勉強会ではまずこの基礎からはじまります。
カイロプラクティックと整体の大きな違いは各椎骨がどのような位置にあるかということを3次元でイメージ出来ることだと思います。個々の椎骨の形、繋がり、動きなどを学び,イメージできるようにします。ここが第1の関門となります。X線フィルム分析はそのイメージ作りに役立ち、触診している部位の状態を確認する上で助けになります。
学ぶ矯正テクニック(スラスト)はパーマー大学のカリキュラムと同じ方法です。
そしてすこしでもリスクの少ないテクニックを選んでいます。
カイロプラクティックは手技療法の「骨格」である考えます。
カイロプラクティックで全て治療できるわけではありません。種々の軟部組織アプローチ法を加えていくことで治療の範囲が広がります。
関節の可動性を知るためにその構造と機能、その機能をつかさどる神経や筋、さらに隣接した関節への影響を考えることも必要です。
しっかりとした根と幹(基本)を作っておけば枝葉は広がります。この勉強会はその根幹となるところをしっかりと学んでいきます。
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スパマニ勉強会(大谷治療室内)
電話:03-5701-7713
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随時受け付けています。興味のある方は、事前に電話またはメールにてご連絡ください。なお見学は1回まで承ります。