出産と骨盤

　出産時にはリラクシンというホルモンが出て骨盤の恥骨結合や仙腸関節が弛むと言われています。出産後も緩んだままだと痛みの原因になることがあります。関節の痛みか筋の痛みかを鑑別する必要があります。

逆子の灸

　妊娠30週頃から、逆子でしたら足のツボの「至陰」というところにお灸をすえてみましょう。かなりの確率でその日にひっくり返ることがあります。詳しくはご相談ください。

膝痛

肩痛

頭痛

坐骨神経痛

頚腕痛

産前は腹部が大きくなるに従い腰の反り返りが強くなり、腰椎の後方部分と筋肉に異常に負担がかかります。反り返るための背筋が持続的に収縮し続けて疲れてしまったことによる腰痛です。

産後は出産の疲れと、赤ちゃんへの授乳やだっこを腰掛けて行っているため、腰椎に負担がかかり過ぎて腰痛になります。骨盤もまだ不安定なので余計に筋に負担をかけています。

産前の腰痛も産後の腰痛も、筋肉性（筋肉の疲れ）のものがほとんどです。

治療ベッドは、臨月の方でも腹部を圧迫することなくうつ伏せになって腰の治療が受けられます。「うつ伏せになれて楽です」と評判です。

持続的に赤ちゃんをだっこしていると、前腕の筋を使いすぎて腱鞘炎になります。