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A1理論はミニマリスト

ポジティブにつぶやき中@A1riron

『機械文明』は、「質の文明」に対する「量の文明」である。(ベルナノス)

バズってどうする!? バズってどうする!?-心のためになる言葉
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『機械文明』のデメリットを理解していますね!ベルナノスさん!

ジョルジュ・ベルナノス - Wikipedia

 

さすが、学生時代にナショナリズム団体である▼『アクション・フランセーズ』に入団し、

アクション・フランセーズ - Wikipedia

その中でも「行動隊」であるカムロ・デュ・ロワ(Camelots du roi)に所属し、その首領格として、

昼は共和派の集会を妨害し警官隊と衝突、

夜は果てしない議論に没頭する、

という生活を送っていただけのことはある!!ww

 

若かったとはいえ、パワフルですな~。

当然、収監されていますwww

 

戦後は生活のために保険会社の調査員となり、パリやムーズ県に居を構え、出張先で小説を書きつづるようになる。

これ、今で言う『兼業ブロガー』?

やりたいことのために保険のオプをやってたなんて▼マスターキートンみたいですやん。(今の僕もこんな感じですw昼の仕事である「営業マン」は仮の姿w)

MASTERキートン コミック 全18巻完結セット (ビッグコミックス)

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▼出世作はこちら。レビュー読む限りでは、なんか病んでそうw

悪魔の陽のもとに

悪魔の陽のもとに

 

 

 

で、タイトルの言葉には続きがあります。

そこでは、愚かな者が数を頼んで支配している。

彼らは、そこでは『数』に過ぎない。 

 

『機械文明』は『数』でしかない。

と、痛烈に批判しています。

 

大量生産・大量消費社会への警笛ですな。

で、その『数』を頼んで支配しているものは『愚かな者』だと。

 

これは、なんとなくわかるな~。

というのも、ミニマリストって『モノ』が嫌いなのかと、思っていたら、意外と▼『モノ』は好きなんですよね。本当、意外なことに。

モノは好き、でも身軽に生きたい。

モノは好き、でも身軽に生きたい。

 

 

じゃあ、なんで『モノ』を持たないのか?というと、

「大量生産されたモノ」が嫌い

なんじゃないかな、と思う。

 

手作りの、丹精込めて作られたモノに対する敬意は、普段、『(大量生産された)モノ』を持っていない分、むしろ普通の人より高いような気がする。

 

僕がなんでそう思うのかというと、ミニマリスト達を『モノづくりの町』『匠の町』である、長野県▼下諏訪に連れて行くと、ものすごく好評なんですよ。

ミニマリスト・佐々木典士さんを下諏訪に連れて行ったらいろいろ面白かったので、ダイジェスト版! - A1理論はミニマリスト

【祝!御柱祭『木落とし』!】『古代』と、『昭和』と、『SNS世界』が共存する町・下諏訪がミニマリスト受けがいい理由を考えた! - A1理論はミニマリスト

本当、連れて行った僕もびっくりするくらい。

 

それは食べ物にも言えることで、火曜日と土曜日しかやっていない、ミニマムなスペースのパン屋さんである▼『moji』は、誰を連れて行っても、もう、めっちゃ好評です!

「下諏訪の町はまるで『どうぶつの森』みたい!」新ユニット『Cにゃん理論』で下諏訪ツアー!ダイジェスト版! - A1理論はミニマリスト

 

僕には、工芸にしろ、食べ物にしろ、下諏訪の『匠』達の根底に流れる思想には、なんか共通したものがあるように思える。

 

それは僕が見た限りだと、

ミニマムに作り、

ミニマムに売り、

ミニマムに稼ぎ、

ミニマムに暮らす。 

そんな感じ。

 

「下諏訪は、アメリカのポートランドっぽい。」

という人がいるのもうなずける。

広い意味での▼カウンターカルチャーなのだろう。

カウンターカルチャー - Wikipedia

 

チャップリンの▼『モダンタイムス』の、

モダン・タイムス (2枚組) [DVD]

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Amazonの内容紹介には▼こうある。

オートメーション化された工場で働くチャーリーは、

非人間的な労働のために正気を失う。

 

大量生産・大量消費社会に組み込まれた人間は、『正気を失う』。

これは今の日本も全く変わっていない。

1936年当時にすでに機械文明の非人間性を予言し、それを笑いとペーソスで風刺した傑作喜劇。

 

昨日の夜、僕が書いた▼記事、

国民に『一億総活躍』してもらいたかったらもっと給料上げろよwこんなやっすい給料で『活躍』できるかよwww - A1理論はミニマリスト

 

この記事に対して、つい先ほどついた、とある人のブコメに考えさせられた。

資本主義が限界にきてるだけ。

 

本当にそう思う。

 

ここ100年ほど続いた『量の文明』に、

人類は飽きてきているように思える。

 

この状況を予見し、早くから警笛を鳴らしていたのが、チャップリンであり、ベルナノスなんじゃないかな?

 

マキシマムに生産し、マキシマムに消費し、マキシマムに暮らす文明から、

ミニマムに生産し、ミニマムに消費し、ミニマムに暮らす文明へ、

多くの人類は戻ろうとしているのかもしれない。

 

 

それは、結局、『機械文明』が「K点」「臨界点」に達した、

『人類』という名の生物の▼『ホメオスタシス』なのかもしれない。

恒常性 - Wikipedia

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、こんな、小難しいことを書いて、結局、単に働きたくないだけのおっさんの記事が『バズってどうする!?』