五輪聖火台 フィールドか場外を推奨 政府作業チーム
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2020年の東京オリンピック・パラリンピックの聖火台の設置場所を検討する政府の作業チームは基本的な考え方を取りまとめ、多くの人が聖火台を見られるように、競技場内のフィールドか競技場の外に設けることを、事実上、推奨する内容となっています。
それによりますと、聖火台の場所について、競技場内のフィールドか競技場の外に設置すれば、競技場を訪れる多くの人が見ることができるうえ、「技術的な制約要因が少ない」などとしていて、事実上、推奨する内容となっています。
一方、競技場の屋根の上に設置した場合、半数以上の観客席からは見えない可能性が高いほか、スタンドに設置した場合は、周囲の空間を確保する必要があり、観客席の総数が減るおそれがあるなどとして、「慎重な検討を要する課題がある」などと指摘しています。
そのうえで、聖火台を設置する場所は、2020年の大会の開会式などのセレモニーの内容に密接に関係するとして、オリンピックの開会式の1年半前までに大会の組織委員会が決定し、IOC=国際オリンピック委員会の承認を得ると明記しています。作業チームは28日の会合で、こうした基本的な考え方を決定することにしています。
一方、競技場の屋根の上に設置した場合、半数以上の観客席からは見えない可能性が高いほか、スタンドに設置した場合は、周囲の空間を確保する必要があり、観客席の総数が減るおそれがあるなどとして、「慎重な検討を要する課題がある」などと指摘しています。
そのうえで、聖火台を設置する場所は、2020年の大会の開会式などのセレモニーの内容に密接に関係するとして、オリンピックの開会式の1年半前までに大会の組織委員会が決定し、IOC=国際オリンピック委員会の承認を得ると明記しています。作業チームは28日の会合で、こうした基本的な考え方を決定することにしています。