最近ワークライフバランスという言葉がわが社にも浸透しており、管理する側としては仕事の進め方を考えさせられるシーンが増えてきました。
素直にいいことであると思います。
ただし、単によいとだけ言える状況でもないのは確かです。
会社側からは強制残業削減。
しかしながら具体的な業務改善指示があるわけでもなし。
管理者としては当然そのあたりを考えなければならないわけですが、0か1かで切り替えできるようなものではありません。
そんな状況もあり、本日紹介する時短仕事術を購入してみました。
こういった本は、結構読んでいるほうですので、結果いろいろとちまたにあふれていることが紹介されている部分もあるなーいう感想を持ちながら読み進めております。
本の構成は9つのセクションに分かれており、時間管理、時間当たりの生産性の高め方、仕事の質や量の増やし方を解説してくれるというもの。
まずは、そんな本書の前半部分から、気になった箇所をいくつか抜粋して紹介します。
■並以下の能力を向上させるために無駄な時間を使ってはならない。
強みに集中して取り組むべきである。
無能を並の水準にするには、一流を超一流にするよりもはるかに多くのエネルギーを必要とする
■「時間を管理する」ということは、本質的には「行動を管理する」ことであり、「行動を管理する」ためには、「自分にとっての価値や目標を管理する」必要があるからです。
■「自分にとっての本当に価値ある活動」をマネジメントすることこそが、本来の時間管理です。
■すべての活動は直接的であろうと間接的であろうと、あるいは短期的であろうと長期的であろうと、「自分の求める価値」につながっていないといけません。
■人生の前半では時間を売り、後半では時間を買う
■人生の後半では、時間が最重要資源になりますので、時間を有効活用するためには、お金や努力を惜しんではいけないのです。
■生産性を高めるためには、自分の意図で動かすことのできる組織やしくみづくりが必要
■それは、自分にとっての価値を実現するためのタスクか?