北朝鮮の海外レストラン、20店舗以上が閉鎖や休業 韓国情報機関
2016年04月27日 21:18 発信地:ソウル/韓国
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【4月27日 AFP】北朝鮮が海外で運営するレストランのうち20店舗以上が、国際社会の圧力に起因する利用客の激減により、閉鎖ないし休業した。韓国の情報機関、国家情報院(NIS)が27日、明らかにした。
北朝鮮は、同国出身の若い女性たちが踊りや歌で来店客をもてなすレストランを海外に100店舗以上運営し、外貨獲得の貴重な手段となっていた。
北朝鮮による核実験やミサイル発射実験をめぐり国際社会が同国に対する非難を強める中、韓国政府は先月、北朝鮮が海外で運営するレストランの利用客が減れば、北朝鮮の外貨獲得が阻止されるとして、自国民に対し、北朝鮮が海外で運営するレストランを利用しないよう呼びかけていた。
韓国議会の情報委員会に所属する李喆雨(イ・チョルウ、Lee Cheol-Woo)議員は、NISからのブリーフィング後、「利用客の激減と財政状況の悪化により、中国やアラブ首長国連邦(UAE)のレストラン20店舗以上が休業ないし閉鎖」したと明かした。(c)AFP
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