佐藤達弥
2016年4月27日20時10分
高知県須崎市の堤防で25日、小学5年の女児(10)=高知市=が手に取った船舶用の信号弾と見られる筒(長さ約15センチ)が暴発し、顔に大けがをしたことが分かった。県警が27日に発表した。県警は誰かが置き忘れていった信号弾とみて、事故の経緯を調べている。
県警などによると、事故は25日午後3時前に発生。女児は家族と釣りに来ていたという。家族が高知市内の病院に運び、26日に県警に届けた。信号弾は空へ向けて発射して明るい光を発するもので、遭難に備えて船舶に置くことが義務づけられている。石川県内では2006年、海岸に漂着した信号弾に触った男性が負傷する事故が起きている。(佐藤達弥)
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朝日新聞社会部
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