今週のお題「私がブログを書く理由」
法律によって縛られる鍼灸師
そもそも自分がブログを始めた理由は、ブログをやるのが楽しいからではない。あはぎ法によって、国家資格の鍼灸師(はり師、きゅう師)は治療院なり鍼灸院に値段表記等をしていはいけない広告規制の法律があるんだよ。
ちまたでよくリラクゼーションとか整体とかは国家資格ではないため値段表記が許されるのに、鍼灸師は施術所の前に値段表記をしてはいけないのだ。法律によっての縛りがあるため、鍼灸はお店の前で値段表記はできない。唯一、宣伝が許されているのはホームページだったりブログだったりするんだよ。
※法律に関してはかなり大雑把に書いています。
自分は鍼灸学校に入学が決まった時、鍼灸だけの技術を磨いても厳しいものがある。総合力のひとつとしてブログもやる必要があると判断したんだ。
凝り性がブログを始めるということ
自分は過去にいろんなサービスを使ってブログをやっていたことがある。ネトゲにはまっていた時はさ。ネトゲでの冒険の記録をブログにしていたこともあった。けれども本格的にブログを書いてはいなかったんだ。
もうね、あくまで趣味のひとつとしてブログをやっているに過ぎなかった。それが鍼灸師としての総合力のひとつとしてブログを考え、やり始めてからはブログに対しての向き合い方が変わったんだ。
どの道、鍼灸師として生きていくと言うことは、保証のない個人事業主として生活していくことになる。それらを踏まえ、強いモチベーションがあってブログに取り組めたのかもしれない。
自由に書くことを選んだ
本来なら、検索に引っかかりやすい記事を書いた方がよかったのかもしれないけどさ。検索流入は無視して好き勝手に書く方を選んだんだ。
将来、自分の患者さんがブログを読むことになるかもしれない。そうなった時、自分という人間が分かる感じのブログが望ましいのではないか。そんな考えが無意識に頭の片隅にあったんだ。
ブログをやっていてよかったこと
ブログを続けていると少なからず交流が発生する。インターネットと言えども、パソコンやスマホの画面の向こう側には人間がいるんだよ。Twitterにしてもブログがきっかけでフォローしてもらえるようにもなったような気がするしね。
さらに自分自身の変化としてなんだけどさ。ブログを書くのが楽しいと感じるようになった。おそらく好き勝手に書いているからだと思うんだ。
自分は思うんだけど、長続きする秘訣って本人がいかに楽しんでできるかなんだよ。楽しいから時間を忘れて没頭できる。自分は凝り性な一面があり、いったんのめり込むとそれだけになってしまう傾向がある。
ネトゲをやっていた時も現実世界に戻ってこれないぐらいハマってしまった。だからなのかな、土日はブログを書かない日に設定し(勉強もあるため)、ブログと向き合う距離感やバランスを変えてみたんだ。それによって、さらに末永くブログと向き合うことができたら嬉しい。
ユーリオ的まとめ
使い方ひとつによってブログは武器にもなるし、時には誰かを傷つけてしまう刃物にだってなってしまう。自分の書いたものに異なる考えや意見が書かれることもある。非難、中傷だってあるかもしれない。
それでも自分がブログをやめずにやっているのは、鍼灸師として生きていく上でブログを総合力のひとつとしてとらえているからだ。また、書くのが苦ではなく、好きな方だからだ。
さらに言えば、例えアクセス数が少なくても読んでくれて反応してくれる読者の人たちの存在が大きいんだよ。これからも自分のペースを守ってブログを続けていきたい。そんな風に思っています。