スーパー 先月の売り上げ 4か月ぶりに減少

スーパー 先月の売り上げ 4か月ぶりに減少
全国の主なスーパーの先月の売り上げは、衣料品の販売が大きく落ち込んだことから、去年の同じ月より0.3%減少し、4か月ぶりに前年を下回りました。
日本チェーンストア協会のまとめによりますと、全国の主なスーパー、9362店の先月の売り上げは1兆729億円余りでした。このうち、1年前にもあった店どうしの売り上げを比べますと、去年の同じ月より0.3%減って、4か月ぶりに前年を下回りました。
売り上げを商品別にみますと、売り上げ全体の6割以上を占める「食料品」は総菜の販売が好調で1.6%増加した一方、「衣料品」は、女性向けのズボンやスカートをはじめ、春物の販売が落ち込んだことから、8.3%の大幅な減少となりました。
日本チェーンストア協会は「景気の先行きに対する不透明感から消費意欲が弱まっている可能性があるなかで、一連の地震が発生し、消費の先行きは今が正念場にある」と話しています。