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【大リーグ】

マエケン、イチローとド緊張の初対面 日本時間29日に初対戦あるか?

2016年4月27日 紙面から

試合前、マーリンズのイチロー(右)にあいさつし、握手をするドジャース・前田=ロサンゼルスで(共同)

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◇マーリンズ3−2ドジャース

 【ロサンゼルス穐村賢】マエケン、憧れのイチローとド緊張の初対面! ドジャースの前田健太投手(28)が25日(日本時間26日)、マーリンズ戦前にイチロー外野手(42)と初対面を果たした。前田が登板する28日(同29日)の最終第4戦で初対決が実現するか注目だ。この日の第1戦では、元中日のマーリンズ先発、チェン・ウェイン投手(30)が移籍後4度目の登板で初勝利を挙げた。イチローは出場しなかった。

 試合前に一塁側のベンチ前でストレッチをするイチローに、前田がなかなかあいさつに出向けない。「このタイミング、緊張する」。意を決して駆け寄ると、笑顔でガッチリと握手を交わした。

 前田にとってイチローは「子どものころから憧れていた」という存在。打撃フォームをまねたこともあると話し「圧倒的な実力。打ち方だったり、守備、走塁。ユニホームの着こなしだったり、すべての格好良さにひかれた」と懐かしそうに当時を振り返った。

 28日の第4戦に登板することが決まっており、イチローと直接対決する可能性もある。42歳の“レジェンド”を前に、緊張しっぱなしだった前田は「対戦する機会があれば光栄。勝負を楽しめるかは分からないですけど、喜びに感じて投げられればいい」と対戦を心待ちにした。

 この日は中4日での登板を控えてブルペンで15球を投げた。開幕から4試合に先発して1失点と好調を維持する右腕は「いいスタートを切れたと思うし、感触としてもいいピッチングが続けられてる。すべてがうまくいくわけはないと思うので、1試合1試合を大事にやっていきたい」と気を緩めることなく、長いシーズンを見据えることも忘れなかった。

 

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