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誘拐犯は名前で話しかける? 子供の名札に不安の保護者 新年度、登下校時に外させる学校も

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誘拐犯は名前で話しかける? 子供の名札に不安の保護者 新年度、登下校時に外させる学校も

安全ピンの部分でくるりと裏返せる「キッズターナブル名札」。警笛がついたタイプ(左下)もある 安全ピンの部分でくるりと裏返せる「キッズターナブル名札」。警笛がついたタイプ(左下)もある

 埼玉県朝霞市で中学1年だった少女(15)が誘拐され今年3月、2年ぶりに保護された事件。面識のなかった容疑者は、少女の傘に書かれた名前を確認し、フルネームで呼びかけたという。事件を受け、名札への配慮を求める教育委員会も出てきた。新年度に入り、学校からは持ち物への記名を指導されるが、不安に思う保護者も少なくない。子供の安全を守るためにどうすればいいのか。(木ノ下めぐみ)

 玄関の傘から

 事件では容疑者が、少女の家の玄関に置いてあった傘に書かれた名前からフルネームを知ったとされる。容疑者はなぜ、少女に名前で呼びかけたのか。

 「名前を呼ばれると警戒心が弱まる。その隙をつこうとしたのではないか」。セコムIS研究所(東京都三鷹市)の舟生岳夫主務研究員(47)はこう説明する。

 子供の場合、面識がなくても、親しげに下の名前を呼ばれると警戒せずについていってしまうことがある。舟生さんは「子供を狙う不審者はじっくりと観察し、話しかける機会をうかがう。名前がわかれば子供に『知り合いかもしれない』と思わせる材料になる」と警鐘を鳴らす。

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