おはよう
大阪は曇りか雨
「下流中年-1億総貧困化の行方」(雨宮処凛、萱野稔人 他著) SB新書 の感想
タイトルからして、日本は世界の先進国でわりとよい暮らしを保っているほうなのに、それを貧困化しつつある、ということから事実と異なるものだ。単に、賃金総額が下がった指標を見て、ものをいっているようだ。タイトルは、真実性が薄い。
つまらない左翼の貧困本かと思ったが、読むとわりと新しい知見があった。中年が貧しいのは、金をもつ老人世代への支援が多すぎ、貧しい若者・中年へのそれが少ないからだ。このままでは若者・中年が苦しむ、と解決策は示す。萱野氏はあまりいいイメージをもっていなかったが、左翼バスターとして活躍できる男と知った。
雨宮氏と萱野氏の対談が面白い。彼女が左翼のステレオタイプの「右翼」や「貧困幻想」を問いかける。萱野氏がそれを実証的に語りながら、ことごとく否定する。具体的にはメモしてないから忘れたが、そこが読みどころである。
雨宮は「右翼」について左翼の言い分。萱野氏はそれをやんわり否定して、右翼に理解を示す、というようなことが続いていた。
最近、「突如の転落」が左翼界隈でブームで、老人、中年も母親も、あなたもある日、突然、貧困に落ちるかもしれない、と煽る。そんなものは、昔から会社の破産、失業などあった。が、今は再就職が厳しい民主党時代ではない。自民の時代だ。失業率は低下して、人手不足。今は一度解雇されても、そこから回復できないわけではない。
この本は、 中年の非正規・中年フリーターが貧しく暮らすという。が、全体的に何が言いたいのかはっきりしない。これら中年は金がないので支援する対象だということだろうか?
貧困といえば、これまでは宿なし野宿の浮浪者だった。彼らは生活保護に入り、解決をみた。日本社会は極貧層をなくしたのである。
次の下層民として、新たに老人、中年、若者、母子というものをとらえようとする試み。その一環だろう。答えはしごく簡単で、老人世代にゆきすぎた支援を若者・中年に回すことらしい。今後、そういう社会保障改革の声が大きくなることを予感する。
本日の被害
口の中に嫌がらせされる。口内炎の症状にされた。朝らか目がしょぼしょぼする。また水曜日は決まって軽い頭痛がある。朝に体調不良で30分ほど眠らされた。それで朝は眠らされた。毎日、針刺し、鼻水出る。鼻つまるがこのところはある。鼻水が変なのは去年は4月はじめで終わったが、今年は4月末まで続く。これは擬似花粉症で鼻の中に薬剤を入れて引き起こすものだ。
私は花粉症ではなく、子供時代から30代までは春先に杉林に入っていても平気だった。赤が鼻を刺してから、鼻水が出ようになった。目も刺されてから痛くなった。この二ヶ月間そうだ。これは毎日起きている犯罪だ。