2014/03/01
あっという間に3月!!!
2014年はいろいろとありすぎて、
あまりに速すぎた。気づいたら3月やんけ!
某日。
坂東眞砂子さんの追悼文を書かせてもらった
小説新潮が出た。
「今も切り拓く」というタイトルは
編集者がつけてくれたのだけれど、
しびれるほどカッコイイ。
言葉のセンスがさすが文芸編集者!と感動した。
特集は「性欲VS.食欲」。

性欲でしょ、と昔の私なら絶対に豪語していたはず。
今は6:4になった気がする。
全体的にはぐんと下がっているのだけれど。
某日。
確定申告を終えて、ちょっとすっきり。
1年半くらい会っていなかった友人Tちゃんと一献。
長い間会っていないのに、壁が1ミリもない。
Tちゃんは私とはまったく違う業界の人なのだけれど、
何でも話せる。聞いてくれる。理解してくれるのが心地よい。
見た目はちっとも変わらないという恐るべし美魔女要素があるのだが、
常に変化を企んでいて、でも常にニュートラルも兼備した女だ。
うちの夫と同い年とは到底思えない手練れ感。
でも、猫の話になるとデロデロのおバカになるところがいい。
そもそも2匹のイケメン猫を飼っていたのに、
さらに若い雄2匹が加わったという。
そりゃあもうモフモフしにいかねば。


洋猫はあまり得意じゃないんだけど、この子達は別!
もう、ひとり猫カフェ状態に。


自己保身のための謙遜は不要で、
強気だが結果は必ず出すという信頼を相手に与えればいい。
Tちゃんが教えてくれたこと。うんうん。
ちなみに私もTちゃんも広辞苑フェチ。
ひとしきり猫まみれになった後で、
野菜鍋のうまい四谷・荒木町の店へ繰り出す。
「桃太郎」。
20種類くらいの野菜がてんこもりの鍋には、
江戸川の小松菜、京都の春菊(葉がやわらかくて上品)、黄にら
なんかも入っていて、ものすごく甘い。
野菜ってダシとれるんだなぁと。
野菜のしゃぶしゃぶといったところだ。
毒蝮三太夫似(いや毒蝮の4割増しね)の大将が
ちょいちょいお給仕してくれて
ベストタイミングで野菜を食べられるのがなんだかうれしくて
(Tちゃん行きつけだからね)。
日本酒ごぶごぶ飲んで、積もる話をぶちまけていたら、
流しの方が入店。
まだいたんだなぁ、流し。
その昔、ゴールデン街で遭遇した白いギターを持った
流しのおじさんは、リクエストした曲を完璧に歌う人だった。
すごいなぁと思った記憶が。

しんちゃんちえちゃんは結成してまだあまりたっていないらしい。
ベサメムーチョだの舟唄だのひいてもらう。
ちえちゃんは漫画家さんなのだそうだ。
手にべったり血糊のようなものがついていて驚いたら、
似顔絵も描くのだとか。
3曲で1000円という相場は昔と変わっていない気がする。
つうか、舟唄の2番をそらで歌える
Tちゃんのほうがすごいわ。驚愕。
流しが来る町ってのはいいねぇ。廃れない。
四谷荒木町ってそういう町なのだ。
某日。
友人が出ているお芝居を観に行く@笹塚ファクトリー。
「職員室の午後」

文字通り職員室の先生たちを描いているのだが、
キチガイ一歩手前のキテレツな先生とか
いたいたこういう先生!的なステレオタイプな先生とか、
競争社会にいたら瞬殺されそうなゆとりとか。
人物像は昭和世代の私にとっては、懐かしくて面白かった。
ちょっとフラットというか平坦なつくりが残念なのだけれど、
役者はそれぞれの味が出ていた。
某日。
友達がつくった洗顔料をもらう。

花綸肌潤とかいて「かりんきりん」。
綸子(りんす)の綸って普段あまり目にしない文字だよね。
面の皮が厚くて何を使っても大丈夫な私は
さっそくガシガシ洗ってみる。
触感はこじゃれたレストランで「地鶏のコンソメジェルでございます」
とか言って出てきそうなテクスチャー。
でもよくみると細かいツブツブが入っていて、
これ、食べてもいいんじゃね?と思うほど、そそるものがある。
泡立たないけど、少量でも広い面積の顔にまんべんなく
広がる。ニオイは…なんというか、ソフビっぽい。
懐かしいリカちゃん人形のような?嫌なニオイではない。
妙にフローラルだのシトラスだの香料まみれにするよりは
成分そのものの朴訥なニオイは潔くていい。
洗った後つっぱらない。これがいちばんの褒めポイントだ。
ビオレだのダブだの、CMでさんざん「つっぱらない」って
言ってるけど、結局つっぱるよね?
つっぱらない洗顔料なんてあんまりないと思っていたし、
それはそれで「ちゃんと洗えている感」があるからよいのだ。
でもコレはつっぱらなかった。
皮膚がまろんっ、とした。まろんっ、ってなんだよ!って話だけど、
擬態語でいうなら、まろんっという感じ。
体もこれで洗ってみようかな…。
まろんっとなるかどうか。
乾燥して粉ふいてるスネが
まろんっとなるようならスゴーイ。ゴイスー。
某日。
がつがつやっていた仕事が
本という形になるとやっぱりうれしい。
表紙とタイトルって大切だなぁと実感する。
ライターとしては感慨深い瞬間。
あまりに速すぎた。気づいたら3月やんけ!
某日。
坂東眞砂子さんの追悼文を書かせてもらった
小説新潮が出た。
「今も切り拓く」というタイトルは
編集者がつけてくれたのだけれど、
しびれるほどカッコイイ。
言葉のセンスがさすが文芸編集者!と感動した。
特集は「性欲VS.食欲」。
性欲でしょ、と昔の私なら絶対に豪語していたはず。
今は6:4になった気がする。
全体的にはぐんと下がっているのだけれど。
某日。
確定申告を終えて、ちょっとすっきり。
1年半くらい会っていなかった友人Tちゃんと一献。
長い間会っていないのに、壁が1ミリもない。
Tちゃんは私とはまったく違う業界の人なのだけれど、
何でも話せる。聞いてくれる。理解してくれるのが心地よい。
見た目はちっとも変わらないという恐るべし美魔女要素があるのだが、
常に変化を企んでいて、でも常にニュートラルも兼備した女だ。
うちの夫と同い年とは到底思えない手練れ感。
でも、猫の話になるとデロデロのおバカになるところがいい。
そもそも2匹のイケメン猫を飼っていたのに、
さらに若い雄2匹が加わったという。
そりゃあもうモフモフしにいかねば。
洋猫はあまり得意じゃないんだけど、この子達は別!
もう、ひとり猫カフェ状態に。
自己保身のための謙遜は不要で、
強気だが結果は必ず出すという信頼を相手に与えればいい。
Tちゃんが教えてくれたこと。うんうん。
ちなみに私もTちゃんも広辞苑フェチ。
ひとしきり猫まみれになった後で、
野菜鍋のうまい四谷・荒木町の店へ繰り出す。
「桃太郎」。
20種類くらいの野菜がてんこもりの鍋には、
江戸川の小松菜、京都の春菊(葉がやわらかくて上品)、黄にら
なんかも入っていて、ものすごく甘い。
野菜ってダシとれるんだなぁと。
野菜のしゃぶしゃぶといったところだ。
毒蝮三太夫似(いや毒蝮の4割増しね)の大将が
ちょいちょいお給仕してくれて
ベストタイミングで野菜を食べられるのがなんだかうれしくて
(Tちゃん行きつけだからね)。
日本酒ごぶごぶ飲んで、積もる話をぶちまけていたら、
流しの方が入店。
まだいたんだなぁ、流し。
その昔、ゴールデン街で遭遇した白いギターを持った
流しのおじさんは、リクエストした曲を完璧に歌う人だった。
すごいなぁと思った記憶が。
しんちゃんちえちゃんは結成してまだあまりたっていないらしい。
ベサメムーチョだの舟唄だのひいてもらう。
ちえちゃんは漫画家さんなのだそうだ。
手にべったり血糊のようなものがついていて驚いたら、
似顔絵も描くのだとか。
3曲で1000円という相場は昔と変わっていない気がする。
つうか、舟唄の2番をそらで歌える
Tちゃんのほうがすごいわ。驚愕。
流しが来る町ってのはいいねぇ。廃れない。
四谷荒木町ってそういう町なのだ。
某日。
友人が出ているお芝居を観に行く@笹塚ファクトリー。
「職員室の午後」
文字通り職員室の先生たちを描いているのだが、
キチガイ一歩手前のキテレツな先生とか
いたいたこういう先生!的なステレオタイプな先生とか、
競争社会にいたら瞬殺されそうなゆとりとか。
人物像は昭和世代の私にとっては、懐かしくて面白かった。
ちょっとフラットというか平坦なつくりが残念なのだけれど、
役者はそれぞれの味が出ていた。
某日。
友達がつくった洗顔料をもらう。
花綸肌潤とかいて「かりんきりん」。
綸子(りんす)の綸って普段あまり目にしない文字だよね。
面の皮が厚くて何を使っても大丈夫な私は
さっそくガシガシ洗ってみる。
触感はこじゃれたレストランで「地鶏のコンソメジェルでございます」
とか言って出てきそうなテクスチャー。
でもよくみると細かいツブツブが入っていて、
これ、食べてもいいんじゃね?と思うほど、そそるものがある。
泡立たないけど、少量でも広い面積の顔にまんべんなく
広がる。ニオイは…なんというか、ソフビっぽい。
懐かしいリカちゃん人形のような?嫌なニオイではない。
妙にフローラルだのシトラスだの香料まみれにするよりは
成分そのものの朴訥なニオイは潔くていい。
洗った後つっぱらない。これがいちばんの褒めポイントだ。
ビオレだのダブだの、CMでさんざん「つっぱらない」って
言ってるけど、結局つっぱるよね?
つっぱらない洗顔料なんてあんまりないと思っていたし、
それはそれで「ちゃんと洗えている感」があるからよいのだ。
でもコレはつっぱらなかった。
皮膚がまろんっ、とした。まろんっ、ってなんだよ!って話だけど、
擬態語でいうなら、まろんっという感じ。
体もこれで洗ってみようかな…。
まろんっとなるかどうか。
乾燥して粉ふいてるスネが
まろんっとなるようならスゴーイ。ゴイスー。
某日。
がつがつやっていた仕事が
本という形になるとやっぱりうれしい。
表紙とタイトルって大切だなぁと実感する。
ライターとしては感慨深い瞬間。