どもども。ブラウザ版では、新呉鎮守府所属/艦隊司令部Level.106/甲種勲賞5つ保有提督の僕です。最近はイベント以外ではログインする機会が減っていたのですが、『艦これアーケード』の稼働が始まったと聞き、都内のゲームセンターまで行ってまいりました。
向かった先は、池袋と秋葉原。平日昼間にも関わらず、どのゲーセンにも10人以上の待機列ができており、着任すら困難かと思われた次第。せめて……せめて1回だけは……の思いで並び、2時間の待ち時間を経てなんとかプレイできたので、ざっくりと感想をば。
出撃時の“自分で動かしている感じ”と、初心に帰ってプレイする楽しさ
正直、母港で艦娘とキャッキャウフフできるだけで満足だと、そう考えていた時期が私にもありました。実際、電ちゃんはかわいかった。自分の前に並んでいた提督さんも、その前の提督さんも電ちゃんを選んで、つついて、思わずニヤけてしまっているくらいには、かわいかった。なのです!
ところがどっこい。艦隊を編成し、出撃してみると……なんやこれ、むっちゃおもしろいやん! と。ただお祈りするだけだったブラウザ版と異なり、自分の操作でキャラクターを動かし、攻撃方法と目標を定めて実行するのが、むちゃくちゃ楽しい。“動かしてる感”が尋常じゃないのです。
当初、公式サイトで公開されていたプレイムービーを見るかぎりでは、「おもしろそう」というよりも「忙しそう」という印象が先立っていたのだけれど……。実際に筐体に触って動かしてみると、確かに「忙しい」のは間違ってなかったです。はい。
敵艦隊にへ向けて味方艦隊を操作し、接近したら、主砲・副砲・魚雷のいずれかを選択してぶっ放すだけ……なんてほどに簡単ではなく、T字不利にならないよう進行方向と船速を調整し、敵からの砲撃には回避運動を取りつつ、うまいことステータスが上がった状態で攻撃する必要がある。
むやみに突っ込めば砲撃を浴びかねないけれど、かと言ってチンタラと操作していては制限時間内に有効打を与えられず、けれど常に全速では疲労ゲージがたまってしまう――。思いのほか出撃時に意識することは多く、それこそ最初は「はわわ〜!」なんてパニクってもおかしくないかと。
でも、それこそブラウザ版では得られなかった楽しさだし、どデカい筐体のアーケードならではの魅力なんじゃないかと。「敵の砲撃だー!」と反応して、船速レバーを一杯に振り切り、操舵輪をぐるぐる回すだけで超楽しい。特に序盤は駆逐艦ばかりで、船速も速いので。
逆にブラウザ版と同様のおもしろさとしては、やはり海域を攻略していく過程と、あとはやっぱり、“これくしょん”要素でしょう。「艦娘カード1枚100円は高くね……?」などと考えたのも一瞬のこと、目の前で排出されたカードの実物を見ると、やっぱり嬉しい。オタクのSAGAだろうか……。
見事にノーマル駆逐艦だけ。第六駆逐隊をそろえたくなってくるぞよ……。
もう一点、同じ『艦これ』という作品でありながら、今回はアーケード版として新たにプレイしたことで、“最初からはじめる”という楽しさもありました。
もう何年か前、初めてブラウザ版『艦これ』を触ったとき、出撃を繰り返すごとに艦隊が充実し、攻略できる海域も増えていくという――あの感じ。当時の感覚をまるで追体験するかのようにアーケード版をプレイしていることに気づいて、感無量というか、なんだか嬉しかったのです。
――などとは言っても、所詮はまだ1回プレイしただけの新米提督。しばらくはゲーセンも混雑が予想されるものの、思いのほかおもしろく、楽しめてしまったのはどうしようもないので、しばらくはプレイしていくつもりでござる。気になっている提督さんは、ぜひに。時雨を早くお迎えしたい。
気になった情報を、ざっくりと
ここからは、インターネットで情報を集めているなか、個人的に役立つと感じたポイントをまとめて、ざっくりとご紹介。基本的にはゲーム中のチュートリアルだけで事足りると思いますが、補足説明として、プレイ前の提督さんの参考になりましたら幸いです。
① ゲーセンでのプレイ方法
「そもそもあまりゲーセンに行かねえ!」という提督さんもいらっしゃることを想定して、プレイ方法とコインの投入タイミングなどについて。とりあえず、上記公式サイトの説明は必読です。読んでおけば、だいたいの方法はわかるかと。
ただし、「GP」の扱いや、Twitterでも話題になっていた「無制限台」の有無などは、店舗によって異なるため、現地で確認する必要があるかと思います。都内の7、8店舗をまわった印象としては、「1プレイ200円(600GP)制限で交代」のところが多かったかな?
② ゲームの流れと、チュートリアル
続いて、ゲームの流れについて参考になりそうなページをば。チュートリアルをしっかりと読みこめば問題ないとは思いますが、それでも不安な人に。
地味に役立つと感じたのが、こちら、電撃オンラインの紹介記事です。初回プレイ時の流れから、出撃時の操作面まで、要点がまとまっていてわかりやすい内容。例えば、主砲砲撃時、収縮するサークルの説明などは、チュートリアルでは流してしまいがちだと思われましたので。
あとはやはり、実際のプレイ動画を見るのが一番でしょう。声優さんの公式プレイムービーが公開されているので、そちらを確認して流れを掴む感じで。駆逐艦中心の編成、かつ「船速の違いによるデメリット」なども説明されている、日高里菜さんの上記動画が勉強になるかも?
さらにもう一点、Twitterなどでも言われておりましたが、チュートリアル中の出撃前に「建造」をしておくと、1-1含め序盤の攻略が楽になるとの話。建造レシピに関しては、ブラウザ版と同様である――という意見が多いようです。自分の場合、無思考のALL30で荒潮がきました。あら〜。
③ ゲームプレイ中のあれこれ(あとで更新するかも)
- 序盤の陣形は「複縦陣」が安定しやすい印象。単縦陣よりもコンパクトに固まって移動するため、船速が速い駆逐艦中心の編成ならば敵の砲撃を避けやすい。
- 発射後の命中判定に時差のある「魚雷」は、その間に「砲撃」操作をすることも可能。敵艦隊に接近して、魚雷発射→砲撃→魚雷命中の流れが決まると爽快。
- 艦娘が「轟沈」した際には、「復活」「復帰」「保留」の選択が可能(公式サイトQ&A)。ペナルティを回避するなら本家同様、大破進軍は避けるべき……?
- 「撤退」のデメリットとしては、再びGPを消費して出撃する必要が出てくるため、海域攻略が遠のくという「GP効率」の問題。ただ、もし撤退して半端にGPが残っても、建造や編成など母港でできる作業は多いので、考え方次第かと。
ほか、参考ツイート
艦これアーケードは2コインで大体出撃3、4回
— ミレーネ (@MILENE_nikoniko) 2016年4月26日
出撃毎にドロップでカード排出に毎回100円です
建造も100円なので1プレイ500円から700円てところになります
プレイ時間は大体30分程度かかります
艦これアーケード実装艦まとめ(推定)。
— leon@呉鎮 (@leon_wg) 2016年4月26日
本家ブラウザの図鑑のNoとAC版の図鑑のNoが一致しているという前提です。(自分が入手済みの艦はすべて一致していました)
※青太字が実装済#艦これAC #艦これアーケード pic.twitter.com/qHaBEnrt5U
艦これアーケードでゲーセンに不慣れな人が増えてるようなので今こそこれをもう一度貼る時ではなかろうか
— 怪盗探偵山猫豹 (@nyanpyou106) 2016年4月26日
ルールを守って楽しくゲームや! pic.twitter.com/mlUFJwhaL3
艦これACのカード、ブシロードのスリーブとブシロードスリーブ用のスリーブで二重にすると傷付かないしサイズもちょうどよくてなかなか良いです
— ルリ@グフ (@rur_i_b3) 2016年4月26日
この状態でスキャンもできます pic.twitter.com/SSzzOdtPiu
艦これアーケード 池袋事情まとめ
— やたろう (@yata_orangina) 2016年4月26日
・ラウワン
無制限4 交代4 無制限は朝配ってる抽選券で当選する必要がある 交代制立ち並び
・セガGIGO
完全交代制8 回転率は最高 少しだけイス
・サントロペ
無制限6 交代2
回転率最悪。無制限台は多いけど徹夜組だそうだから事実上無理。
秋葉原の艦これアーケードまとめ
— ジョシュウ (@joshu2316) 2016年4月25日
セガ1号館…8台3階
セガ秋葉原…8台4階
CLUBセガ…8台4階
GiGO…16台6階
東京レジャーランド秋葉原店…8台3階
東京レジャーランド秋葉原2号店…4台7階
Hey…4台4階
トライアミューズメントタワー…4台5階
合計60台!
自分はサントロペ池袋でプレイしましたが、上記ツイートにあるとおりの「無制限台×6、交代台×2」の列に10人ほど並んでいるところに入り、筐体にたどり着くまでに、2時間ほど待ちました。
無制限台を設けているところは、どうしても回転率が悪くなってしまう模様。なので、交代台オンリーの店舗に並んだほうが、結果的には待ち時間が短く済む可能性が高そうです。
池袋と秋葉原のゲーセンを渡り歩いたかぎりでは、16台すべてが交代台である「秋葉原GiGO」が、予想以上に回転率が良いように見受けられました。プレイの様子を見られるスクリーンも複数設置してあるので、順番待ちシートに記載したら、予習しつつ待たせてもらうのも悪くないかと。