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ひよっこですがなにか?

我輩はひよっこである。名前は、まだない。

企業はもっと人を大事にすれば利益上がると思うのだけど違うの?

意見・主張

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 職場の労働環境が悪いなと思ったことありませんか?

勤めている職場で人員が足りない、タイムカードを切ってからのサービス残業が暗黙の了解、休みでも余裕で出勤させられる、等多少なりとも職場の労働環境が悪いなと感じたことがあるはずです。

 

ぼくの在籍していた会社では常に人員は適正人数以下でした。その為、仕事とはいえ本当は複数必要な仕事を一人で全て行わなければいけません。かなり精神的、肉体的負担が多かったですね。

 

接客業でしたので例えば、清掃している最中にお客さんに呼ばれて応対していたら、また別のお客さんに呼ばれて、結局清掃が追いつかずなんてしょっちゅうでした。

それでも言い訳を許されない社会なんですけどね。

 

でも、なぜ労働環境がいつまでも改善しないのでしょうか? 

利益を優先するのは理解出来る

仮に自分が会社を経営する立場と考えたら、会社に利益を出さなければいけません。利益を出さないと会社が存在出来ないですし、社員やアルバイトの方に給料を出せないですからね。慈善事業では無いので当然ですね。

 

ですが扱っている商品が売れなかったら、利益が発生せず赤字になってしまいます。

そうなると給料の支払いや会社の運営が出来なります。

会社を維持する為に

では企業にとって赤字を出さない為にもどうしたらよいか?と考えたら会社の維持費を見直さないといけません。当然そうなってくると、いの一番に人件費に目がいきます。

 

なぜかというと人件費が一番コストが高いからです。

 

度々、赤字経営の企業が大量リストラを行うニュースを目にすると、人件費が以下に高いかを示しています。

 

人を一人雇うにも、社会保険料(健康保険、厚生年金、雇用保険労災保険)や諸々かなりの経費が発生しますからね。

人件費を削ることのメリット

本来二人で行う仕事を一人で行うことによって、一人分の人件費が浮きます。

 

その浮いた資金でもう一人雇用出来るでしょう。

 

企業側は雇用者していることを条件に、一人に二人分の仕事を暗黙の了解として、行うことを強要出来ます。

人件費を削ることによるデメリット

Amazonの配送料金が会員以外有料になったのは、皆さん知ってる方は多いと思います。

 

いままで無料だったのになぜ?と思うかたいるかもしれません。

 

商品を頼むユーザーにとって無料は非常にありがたいですが、無料にするということは配送する業者さんに、無理な配送ルートを組む過酷な労働を、強要するきっかけになってしまうのです。

 

無料や低資金で商品を提供するということは、なにかを犠牲にしなければいけない。

会社は人がいないと成り立たない

人件費を削減した結果、本来なら二人で行う仕事を一人でこなさないといかず、精神的にも肉体的にも負担を会社が働く人に強いることになってしまいます。

 

それに予測不可能な事態になると心にも余裕がなくなり人が人に優しくなれずパワハラなどを生む温床になってしまうでしょう。

 

ぼくの職場もそういった状況でした。

人件費を削減する為に、社員が時間帯責任者を一人で担うことが多く、不測の事態が発生した場合、精神的に相当な負担を強いられる状況でお世辞にも、人に優しする心の余裕は持てなかった覚えがあります。

 

その分の給料を貰っているだろ?と言われたら、返す言葉もありませんが、一ナノミクロンも負担を強いられた分の割りに合わないですよ(笑)

 

すき屋や和民等も良い例ですね。

加えて、常に適性以下の人員で店舗を運営している飲食店や、接客業全般にも同じことが言えることでしょう。


誰も特別な理由が無い限り、出来れば職場環境が悪いところでは、働きたくはないですから。

 

人は募集しているけど人が入ってこない⇒なぜか?⇒労働環境が悪いのが分かっているからといった負の連鎖になっています。

 

応募しようと思った企業を見に行ってみて、楽しそうに働いてる光景があったら少しは入りたいと思うのかもしれませんけどね。

人が人を雇うのだから

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労働環境が悪い企業は利益ばかりに囚われすぎて、人が働くということをどこかに忘れてきているのだと思います。


居心地が悪い労働環境で最高のパフォーマンスを、発揮出来る訳は無いですからね。

 

人が人を雇用する訳ですから、企業側は利益を発生させてもらう為、どうしたら快適に過ごしてもらい、生産性を上げられるかを考えるべきだと思います。

 

居心地が良い、快適な環境で働ければそれだけで生産性が格段と向上すると思いますし、人材の成長にも繋がります。

 

厳しい社会情勢で生き残る為に、しょうがない部分もあるかもしれませんが、それを理由にしてしまって何も対策を取らなければ、いつまでもブラック企業といった言葉は消えないでしょう。

 

ぼくのような豆腐メンタルな人間に光をくれる、ホワイトな企業が増えてほしいものです。

 

言いたいことを書いたので、大人しく面接の準備を用意します。

 

ではまた。