精神科医&カウンセラーの倫理違反と被害救済を考える

精神科医やカウンセラーによる非倫理的な行為・言動・態度によって被害を受けたという訴えは後を絶たない。以上の問題に、被害者の見地から提言をしていく。


テーマ:

◆国立精神・神経センター国府台病院の精神科医である日本トラウマティック・ストレス学会の元会長が患者に暴行した上に、カルテを改竄した裁判です。


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●患者暴行:カルテ改ざんの医師に賠償命令 東京地裁

国立精神・神経センター国府台病院(千葉県市川市)で心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療を受けた女性が、診察した医師に殴られ難聴になったとして、医師と国に約890万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は8日、約150万円の支払いを命じた。野山宏裁判長は「医師はカルテを改ざんしており、改ざん部分を根拠に『正当な治療行為だ』とする主張は信用できない」と述べた。

また、判決の中で、刑事裁判で行われているビデオリンク方式での女性の本人尋問が民事訴訟でも可能との異例の言及をした。法廷外の別室からモニターを通じ証言するこの方式は民事訴訟法に規定がなく、導入に向け法制審議会で審議中。女性の体調不良などで結果的に尋問は行われなかったが、この判断は法改正を先取りしたものとして注目される。

判決によると、女性は02年12月、治療中に気を失いそうになり、同センター精神保健研究所の金吉晴・成人精神保健部長に「たたいて下さい」と言ったところ、顔を殴られ難聴になった。金医師はセンターの内部調査後の03年4月、別の病名や症状をカルテに書き加えたが、女性側がコピーを持っており、改ざんが分かった。金医師は、池田小事件で児童をケアするなどPTSD治療の第一人者として知られる。【高倉友彰】

国府台病院の話  当方の主張が認められなかったことは遺憾。厚生労働省に報告して判決内容を十分検討し、今後の方針を決めたい。

毎日新聞 2006年11月8日 20時27分

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●歌織被告鑑定医、過去にカルテ改ざん…夫バラバラ殺人 (夕刊フジ)


 セレブ妻の三橋歌織被告(33)の裁判で、鑑定を行ったPTSD(心的外傷後ストレス傷害)の権威で、国立精神・神経センター部長の金吉晴医師(49)が、患者への傷害行為をめぐる判決で、カルテの改竄(かいざん)を認定されていたことが分かった。金医師側は「今回の鑑定とは関係ない」としているが、鑑定の信頼性が問われかねないとの声もある。


 金医師は、国立精神・神経センター精神保健研究所成人精神保健部長を務め、PTSD治療の第一人者とされる。 歌織被告の公判では検察側の鑑定医として、「短期精神病性障害を発症し、行動制御能力を喪失していた」と報告。弁護側医師も「心神喪失」との鑑定結果を出しており、三橋被告は刑事責任を問われず無罪となる可能性も指摘されている。


 カルテ改竄が認定されたのは、同センター国府台病院(千葉県市川市)に勤務していた2002年12月、女性患者が治療中に突然、金医師から平手で顔を強打され、難聴などの傷害を負ったして損害賠償を求めて東京地裁に訴えた訴訟。

 06年11月の判決で地裁は傷害の事実を認めた上で、カルテの改竄を指摘。金医師と国に153万円の支払いを命じた。


 平手打ちについて、金医師側は「境界性人格障害の治療として限界設定をするため、左ほおをタッピングする療法を用いた」と主張していた。

 だが判決は、カルテ上の「境界性人格障害」との症状や「限界設定」「タッピングにて覚醒」といった治療法が女性の訴え後に追加記載されもので、「カルテ記載という有力な証拠があったようなウソの外観を作り出した疑いが強い」と認定。「通常の人なら改竄をする人物の供述の信用性は低いと判断する」とした。


 女性側は治療とは思えないわいせつ行為もあったと訴え、医師側はこれを否定していたが、カルテには女性に関し「抱きつきへの欲望」「誘惑的」などの追加記載も行われていた。


 これに対し、判決は「追加部分は被告の主張に沿う記述が大半で、極めて不自然」と批難。金医師側の「別の医師に引き継ぐ場合を考え、不足していた情報をあえて追加した」との反論にも、「補充が必要なら別途文書を作るべき。断片的な記載が多く、むしろ改竄前と同じような記載をして改竄が発覚しないよう工作した疑いが強い」と指弾した。


 この訴訟は双方控訴せず判決が確定。「改竄」が事実として認定された形となっている。関係者は「カルテまで改竄した医師だけに、ほかの裁判の鑑定結果でも信憑性を疑わざるを得ない」と疑問を呈する。


 金医師は本紙の取材に、「この件に関してはきちんんとお話しなければと考えていたが、私自身が答えると混乱する恐れもあり、代理人が代わってお答えする」と回答。 代理人の弁護士は「金医師は改竄の部分が納得できないと考えていたが、女性側にこれ以上負担をかけるのは忍びないと考え、控訴しなかった」とした上で「(三橋被告の)鑑定とはあくまで関係ない」と語った。

厚労省国立病院課は「改竄ではなく治療経緯を追記したもの」と判決で否定されたはずの弁明を繰り返し、問題はないとの認識を示した。

 三橋被告裁判で鑑定医に推薦した東京地検は「公判中の事件に関することであり、一切お答えできない」としている。


[夕刊フジ  2008年3月15日16時47分
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/society/story/15fuji320080315013/


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・他にも、朝日新聞11月8日の夕刊、読売、毎日、産経の11月9日朝刊に取り上げられる予定とのこと。
 サンデー毎日(2008年3月30日号)、週刊ポストなどでも取り上げられたそうです。

・被告となった精神科医は、日本トラウマティック・ストレス学会の元会長とのことです。
  日本トラウマティック・ストレス学会(http://www.jstss.org/


・上記の国立精神・神経センターではいろいろな事件が起きています。これもまた日本の精神医学のトップの組織の実際なのでしょう。

 「精神科医の犯罪を問う」によると、このセンターでの事件として下記があげられています。
  
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/folder/451431.html?m=lc&sv=%B6%E2%B5%C8&sk=1

①2000年、同センター神経研究所で、行政解剖された小児の脳の一部を遺族に無断で研究に使用していたことが判明。

②同センター精神保健研究所の室長を務めていた日本臨床心理学会の会長が、部下の女性に性的関係を強要して刑事告訴され、示談が成立したことから告訴が取り下げられた。しかし、示談成立後にセクハラ事実を否認し、女性に苦痛を与えたことから、2001年に慰謝料を求めて訴えられた。

③同センター武蔵病院の准看護師が入院患者の現金を着服し、10月6日に起訴された。
④同センター国府台病院の職員が患者の入院費などを着服したとして10月31日に懲戒処分を受けた。               


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