「飯炊き仙人」中国でおいしいコメの炊き方伝授へ
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大阪・堺市の食堂で、50年以上かまどでごはんを炊き続けているという「飯炊き仙人」の異名を持つ男性が、中国政府たっての依頼で、中国産のコメをおいしく炊く方法の研究プロジェクトに参加することになりました。
堺市の食堂で働く村嶋孟さん(85)は、昭和38年以来、半世紀以上かまどでごはんを炊き続けていると言い、地元で「飯炊き仙人」と呼ばれています。その評判は遠く中国にも伝わり、ここ数年、食堂には中国人観光客がひっきりなしに訪れていて、ついに中国政府がその腕を見込んでプロジェクトへの参加を要請しました。
プロジェクトで「飯炊き仙人」は来月から3年間、中国産のコメに合ったごはんの炊き方の研究や、中国のメーカーと共同で炊飯器の開発、それにブランド米の開発などにあたるということです。
中国への出発を前に26日は壮行会が開かれ、中国商務省国際ブランド管理センターの許京センター長が「中国にもおいしい銀シャリを広めてほしい」とあいさつしました。「飯炊き仙人」はかまどで米を炊く熟練の技を披露し、中国もうらやむふっくらつやつやの銀シャリをふるまいました。
「飯炊き仙人」の村嶋さんは「私自身も勉強しながら少しでも役に立てるよう頑張りたい」と謙虚に話していました。
プロジェクトで「飯炊き仙人」は来月から3年間、中国産のコメに合ったごはんの炊き方の研究や、中国のメーカーと共同で炊飯器の開発、それにブランド米の開発などにあたるということです。
中国への出発を前に26日は壮行会が開かれ、中国商務省国際ブランド管理センターの許京センター長が「中国にもおいしい銀シャリを広めてほしい」とあいさつしました。「飯炊き仙人」はかまどで米を炊く熟練の技を披露し、中国もうらやむふっくらつやつやの銀シャリをふるまいました。
「飯炊き仙人」の村嶋さんは「私自身も勉強しながら少しでも役に立てるよう頑張りたい」と謙虚に話していました。