【注意】今回の記事には後半に性的な表現が含まれています。
湘南新宿ラインの新宿駅開業、高島屋開店、バスターミナル「バスタ新宿」開業と、急激にお洒落タウンに変身している新宿駅南口
その発展からすっかり取り残された一角があります。
都立新宿高校の裏手のこじんまりとしたエリアに、昭和40年ごろそのままの旅館街があります。
一泊2000~4000円となっており、最近外国人旅行客を積極的に取り込んでいる山谷のドヤ街より、昭和の味を更に濃く残しています。
ギャラリー新宿座
そんな一角に、主にフェチ系の写真や絵画の展示を行っている、ギャラリー新宿座があります。
この新宿座が5月1日に閉店することになりました。
【閉店のお知らせ】
— ギャラリー新宿座CEO (@kim_shinjukuza) 2016年4月1日
2016年5月1日を持ちまして、ギャラリー新宿座を閉店致します。オリンピック等の理由から所在地区が再開発に入るなど物理的事由で継続が困難と判断しました。
ご贔屓にしてくださった皆様方には厚く御礼申し上げます。
最終日までどうぞ宜しくお願い致します。
これまで、フェチな人たちとの新しい出会いを仲介してくれた新宿座が、その周りの旅館街もろとも無くなってしまうのは非常に寂しいですが、最後の展示におじゃましてきました。
永らく御愛顧頂きましたギャラリー新宿座…
— ギャラリー新宿座 (@shinjuku_za) 2016年4月26日
タブーを設けることなく
又、最近は特に緊縛界 SM関係者様に大変高いご指示を賜り 厚く御礼申し上げます!
これまでありがとうございました!
『第二回公募緊縛写真展 『昭和』』本日より! pic.twitter.com/femUKWM7wt
はい。緊縛写真展です。
その世界では有名なスズキレイジさん、春兜京さん、Desilaさんなど、9名の写真家さんの作品が展示されています。
これを語ってしまうと、どんどん変態扱いされるのは分かっているんですが、縛られた女の人ってなんで美しく見えるのでしょうね。
僕にとっては、縄は女体美を強調する道具としか思えません。
展示もテーマが昭和ですので、街の雰囲気にもぴったり合っています。
新宿座が無くなってしまうと、このような写真展はどこで行われるようになるのでしょうね。
写真展を見終わって、新宿駅に戻ってくると、再び超近代的な街が迎えてくれます。
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