社会

事故当日の自衛隊機撮影 鹿屋基地から離陸直前

 6日、墜落事故前に海上自衛隊鹿屋航空基地を移動するU125飛行点検機(松元智幸さん撮影)

 鹿児島県の山中に航空自衛隊のU125飛行点検機が墜落、乗員とみられる6人が死亡した事故で、同機が事故当日に海上自衛隊鹿屋航空基地(同県鹿屋市)から離陸する直前の映像を地元住民が撮影していたことが9日、分かった。基地内の滑走路に向かってゆっくりと移動する様子を捉えている。

 6日午後1時10分ごろ、基地の外から撮影された。約40秒で、尾翼に機体の番号が確認できる。

 この日の天候は曇り。撮影した鹿屋市の会社員松元智幸さん(30)は「悪天候でも飛ぶのかと不思議だったが、雲が高いので安全と判断したと思っていた。墜落してしまうなんて」と驚いていた。


(共同通信)