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SLBM発射受け、米政府が北の外相に移動制限

2016年4月26日(火)18時40分配信 読売新聞

 【ワシントン=大木聖馬】米国務省のカービー報道官は25日の記者会見で、北朝鮮が23日に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射したことを受け、国連の会合に出席するためニューヨークに滞在していた北朝鮮の李洙●(リスヨン)外相に対して、国連と北朝鮮国連代表部、ホテル、空港の4か所以外の移動を認めない制限を科したことを明らかにした。(●は「土」へんに「庸」)

 米政府が外交団のトップの外相に対して移動制限をかけるのは異例で、国連安全保障理事会決議に違反したSLBM発射に対する米政府の独自制裁の一つと言えそうだ。

 カービー氏は移動制限について「週末(23日)のミサイル実験の結果として決定した」と指摘。李氏が夕食で外出することは認められたのかとの質問に対し、「ホテルが夕食の選択肢を提供したと思う」と述べ、外出を認めなかったことを示唆した。

















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