韓国で問題の報復運転、ついに霊きゅう車が被害に=韓国ネット「人には決してやってはいけないことがある」「葬列には王様さえ道を譲ったものだが…」

配信日時:2016年4月26日(火) 7時30分
画像ID  506433
25日、韓国メディアによると、路上の割り込みなどに乱暴運転で仕返しをする「報復運転」が韓国で社会問題化する中、遺体を運んでいた霊きゅう車がその被害に遭った。資料写真。
2016年4月25日、韓国・聯合ニュースなどによると、路上の割り込みなどに乱暴運転で仕返しをする「報復運転」が韓国で社会問題化する中、遺体を運ぶ霊きゅう車が報復運転のターゲットになる事件が起こった。

ソウル松坡警察署は同日、霊きゅう車を相手に報復運転をした容疑(特殊脅迫)で、32歳の男を書類送検したと明らかにした。警察によると、男は今年2月、ソウル市内を走行中に、霊きゅう車が車線変更をして前に割り込んだことに腹を立て、報復運転をした疑いが持たれている。男は数回にわたってクラクションを鳴らし、霊きゅう車を追い越した後に急ブレーキをかけ脅かす行為を2度行っていた。

当時、霊きゅう車には遺族ら30人余りが乗り遺体を運んでいる最中で、車体には「謹弔」の文字を掲げていた。男は警察の調べに対し、「徹夜で仕事をして家に帰る途中だった。ちゃんと眠れていないところで車が前に割り込んだので、瞬間的に怒りが込み上げた」と話している。

これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「いくら頭に来ても、人には決してやってはいけないことがある」
「自分が遺族だったらどんな気持ちになるか考えないのか?」
「精神疾患だね」
「こういう人間のために地獄が存在する」

「徹夜したらこれが許されると思ってるのか?罰を受けて、どこかでちゃんと治療してもらいなさい」
「怒りをコントロールできない障害者の典型的な姿だ」
「罰を受けるに違いない」

「これはあんまりだよ」
「実刑にすべき。書類送検なんかしてたらまた同じことをするはず」
「この厳しい世の中を生きるには、相手の身になって考える心が必須だよ」
「葬列には王様さえも道を譲ったとかつては言ったものだが…」(翻訳・編集/吉金)
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