「鳥貴族」従業員約400人分のマイナンバー、車上荒らしで盗難被害
04/25 19:44
大手居酒屋チェーン「鳥貴族」の従業員およそ400人分のマイナンバーなどが盗まれていたことが、FNNの取材でわかった。わたしたち1人ひとりに与えられたマイナンバー。管理の在り方が、あらためて問われている。
アルバイト男性は、「会社から、車上荒らしで、社員・バイト・パートの情報が載っている者が盗まれてしまったと。(被害者は)400人ぐらいだと言ってました。怒りは、(情報を)取られたやつですよね。間抜けなやつだなって」と語った。
有名チェーン店で起きた、大規模な個人情報漏洩問題。
アルバイト男性「これを公表すればいいじゃないですか?」
担当者「それは、弊社『鳥貴族』なので...。今回のことは、メディアの方には流さないという判断になりました」
男性がアルバイトとして働いているのは、東京、大阪などを中心に450以上の店舗を展開している居酒屋チェーン、鳥貴族。
鳥貴族は、直営店のほか、フランチャイズ展開も行っているが、そのフランチャイズ会社「ダンク」で問題は起こった。
大阪市天神橋筋6丁目にあるコンビニ前の路上で、鳥貴族フランチャイズ会社の担当者が、400人分の個人情報を盗まれた。
3月21日未明、フランチャイズ会社の担当者が、従業員およそ400人分の扶養控除申請書を入れた段ボールを車の助手席に置いたまま、およそ10分間、その場を離れたところ、車上荒らしに遭い、段ボールを持ち去られたという。
盗まれた書類には、従業員の氏名、住所などのほか、マイナンバーも記されていた。
厳しく管理することが求められるマイナンバーが、いともたやすく漏洩してしまった今回の問題。
フランチャイズ会社の部長が、従業員に直接謝罪した際のやり取り。
アルバイト男性「マイナンバーって今、止まっているんですか?」
担当者「会社の方から、今回盗難に遭った扶養控除申請書のマイナンバーの変更をさせていただけないかということは、もちろん、お願いさせていただいていたが、その件に関しては不可能だと」
アルバイト男性「泣き寝入りと言うこと?」
担当者「泣き寝入りは、させていただくかもしれないです」
さらに、従業員の男性が、事実の公表を求めると、公表はできないの一点張り。
アルバイト男性「これを公表すればいいじゃないですか?」
担当者「今回のことは、メディアの方には流さないという判断になりました」
アルバイト男性「窃盗じゃないですか? 被害届を出しているということは、会社的には、情報が流れた可能性がある」
担当者「僕個人としては、言えない。鳥貴族には、今回の件は報告させていただいてます」
会社から、迷惑と不安をかけたことのおわびとして渡されたのは、1,000円のクオカード1枚。
この対応にも、男性は疑問を呈している。
アルバイト男性は、「全て収束したあとで、『皆さん、すみませんでした』ってくるのは、まだわかるけど、まだ、どうなるかわからない、始まった状態なので、それでクオカード出されても、それはちょっと違うかなと」と語った。
マイナンバーが流出してしまった男性は、今後、自治体に番号の変更を求め、申請する意向。
FNNの取材に、ダンクは、「関係従業員の皆さまに、ご不安とご迷惑をおかけしたことについて、深くおわび申し上げます」とし、鳥貴族は、「個人情報の管理について、各加盟企業に対して、再発防止に向けて、あらためて管理の徹底を進めております」としている。
アルバイト男性は、「会社から、車上荒らしで、社員・バイト・パートの情報が載っている者が盗まれてしまったと。(被害者は)400人ぐらいだと言ってました。怒りは、(情報を)取られたやつですよね。間抜けなやつだなって」と語った。
有名チェーン店で起きた、大規模な個人情報漏洩問題。
アルバイト男性「これを公表すればいいじゃないですか?」
担当者「それは、弊社『鳥貴族』なので...。今回のことは、メディアの方には流さないという判断になりました」
男性がアルバイトとして働いているのは、東京、大阪などを中心に450以上の店舗を展開している居酒屋チェーン、鳥貴族。
鳥貴族は、直営店のほか、フランチャイズ展開も行っているが、そのフランチャイズ会社「ダンク」で問題は起こった。
大阪市天神橋筋6丁目にあるコンビニ前の路上で、鳥貴族フランチャイズ会社の担当者が、400人分の個人情報を盗まれた。
3月21日未明、フランチャイズ会社の担当者が、従業員およそ400人分の扶養控除申請書を入れた段ボールを車の助手席に置いたまま、およそ10分間、その場を離れたところ、車上荒らしに遭い、段ボールを持ち去られたという。
盗まれた書類には、従業員の氏名、住所などのほか、マイナンバーも記されていた。
厳しく管理することが求められるマイナンバーが、いともたやすく漏洩してしまった今回の問題。
フランチャイズ会社の部長が、従業員に直接謝罪した際のやり取り。
アルバイト男性「マイナンバーって今、止まっているんですか?」
担当者「会社の方から、今回盗難に遭った扶養控除申請書のマイナンバーの変更をさせていただけないかということは、もちろん、お願いさせていただいていたが、その件に関しては不可能だと」
アルバイト男性「泣き寝入りと言うこと?」
担当者「泣き寝入りは、させていただくかもしれないです」
さらに、従業員の男性が、事実の公表を求めると、公表はできないの一点張り。
アルバイト男性「これを公表すればいいじゃないですか?」
担当者「今回のことは、メディアの方には流さないという判断になりました」
アルバイト男性「窃盗じゃないですか? 被害届を出しているということは、会社的には、情報が流れた可能性がある」
担当者「僕個人としては、言えない。鳥貴族には、今回の件は報告させていただいてます」
会社から、迷惑と不安をかけたことのおわびとして渡されたのは、1,000円のクオカード1枚。
この対応にも、男性は疑問を呈している。
アルバイト男性は、「全て収束したあとで、『皆さん、すみませんでした』ってくるのは、まだわかるけど、まだ、どうなるかわからない、始まった状態なので、それでクオカード出されても、それはちょっと違うかなと」と語った。
マイナンバーが流出してしまった男性は、今後、自治体に番号の変更を求め、申請する意向。
FNNの取材に、ダンクは、「関係従業員の皆さまに、ご不安とご迷惑をおかけしたことについて、深くおわび申し上げます」とし、鳥貴族は、「個人情報の管理について、各加盟企業に対して、再発防止に向けて、あらためて管理の徹底を進めております」としている。