2016.4.26 13:45
『ドラクエ』が発売延期するのは堀井雄二さんの胃が原因だった!堀井さんが「ドラクエ7は長すぎた」と反省するインタビュー
30代で挑んだ大ヒット作のプレッシャー
https://weekly-g.jp/c05roman/s01horoniga/ho125/
記事から一部抜粋社会現象になった「ドラクエ」の重責
──ドラクエの開発で、真っ先に思い浮かぶ苦労といえば何でしょうか?
やはり “時間”との戦いですね。だって初期の「I」から「III」までは、2年で作ってるんですよ。
当時のエニックスさんが「締め切り締め切り」とせっつくもんだから、「II」の頃なんて電話が鳴っただけで胃が痛くなるほどでした。
実際「II」の開発が終わってすぐ人間ドックに行ってレントゲンを撮ったら、胃に穴が開きかけていたんです。
──相当追い込まれていたのですね。
1週間後に胃カメラをのんだら、もうその頃にはほとんど治っていて、やっぱりドラクエが原因だったんだなと(笑)。
それからは「あんまり締め切りにこだわるのは良くないな」と思うようになりましたね。
──ドラクエシリーズは何度も発売延期することでも有名ですが(笑)、そんな背景があったんですね。
納得できるまで作り込みたいからどうしても時間がかかってしまう。でも、あまり自分を追い込み過ぎないようにしようと。開発の都合上、追い込まざるをえないときは今でもありますけどね。
早くドラクエが出ますように!
というネタがCMにもなった。
──その苦労を考えると、現在の大容量ゲームの開発環境は非常に楽かもしれませんね。
それが、容量が増えすぎるのも問題なんです。
実際「IV」の次につらかったのは、CDメディアになって初の「VII」で。「I」の1万倍くらい容量があったんですよ。
欲張りすぎて、システムとかシナリオとか詰め込みまくったら、開発資料は8センチのクリアファイルが20冊以上にもなっちゃって。
あのときは「終わんないんじゃないかな」と思いました。発売日を告知しておきながら延期もしましたしね。
── “出る出る詐欺”ともいわれ、プレイステーションのCMでは「今年こそドラクエが出ますように!」とネタになっていました(笑)。
今になって考えると、プレイ時間も長すぎたかなと思ってます。100時間以上かかるんですよ。ちょっと大変すぎるだろって。
新しいハードで気負いすぎましたね。
──長ければ長いほど楽しめるとは限らないと。
特に今の時代って、RPGというもの自体“重い”感じがするんですよね。例えばスマホのゲームなんて、本当に1分か2分で遊べるでしょう?それに比べるとRPGは始める段階で敷居が高い。
その点ドラクエは歴史があるので、ドラクエというだけで手に取って遊んでくれる人がいる点で非常にありがたいんですが…。
だからこそ、その期待を裏切らないように、すんなり入り込める世界観だったり、プレイヤーが迷わないシステムだったり。よく考えて開発しています。
ドラクエ7はロード時間なくすために常に先読みロードし続けるとか凄かったよね。
おかげで初代プレステが逝ってプレステ2を買った人も多いのでは
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