25日放送の「橋下×羽鳥の新番組(仮)」(テレビ朝日系)で、橋下徹氏が、選挙の際にスパイが送り込まれることがあると告白した。

番組では「『秘書が勝手にやった』と言い張る政治家はオカしい!?」とのテーマで、橋本氏、羽鳥慎一アナウンサー、エッセイストの犬山紙子氏、外交ジャーナリストの手嶋龍一氏、テリー伊藤、東国原英夫氏、コラムニストの深澤真紀氏が討論を繰り広げた。

その中で犬山氏が橋本氏に、故意に違法行為を働く「スパイ秘書」がいるのかどうか質問した。すると、橋本氏は「選挙のときには来ます」と即答するのだった。この回答にスタジオがざわつく中、橋本氏は選挙の際、数百人のスタッフがいて、その中に「紛れ込んで入ってくるわけですよ」と続ける。

橋本氏は「敵陣営がスタッフを送り込んできて、そこで買収をワザと作るんですよ」というのだ。そこで「ほら(本人が)責任取れって言われるとね。そら、いくらでも本気でやろうと思ったらできる」というのが実情なのだそう。

東国原氏も選挙のときは知らない顔が近づいてきたら疑い、ボランティアスタッフも何かの利益を持っていると思ったほうがいいと体験談を語る。その話に続いて橋本氏は「戦ですから、トラップなんか掛け合いですよ」と、選挙戦の厳しさを語り、スタジオがざわつく事態となった。

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