仕事をゲーム感覚でするって聞くと「ふざけんな」なんて言われると思っていましたが、今の時代そうでもないみたい。
むしろ、ゲーム感覚でもなんでも取り入れてやって成績・業績が上がればそれは会社にとってのメリットだから「仕事をゲーム感覚でやる」ってことが推奨されている時代である。
今回は「仕事をゲーム感覚でやる」ということを掘り下げて書いていきます。
ゲーミフィケーション
仕事にゲーム感覚を取り入れることを「ゲーミフィケーション」と言います。
遊びや競争など、人を楽しませて熱中させるゲームの要素や考え方を、ゲーム以外の分野でユーザーとのコミュニケーションに応用していこうという取り組みで、ゲーム独特の発想・仕組みによりユーザーを引きつけて、その行動を活発化させたり、適切な使い方を気づかせたりするための手法。
ゲーミフィケーションという言葉は「日常生活の様々な要素をゲームの形にする」という意味の単語「ゲーム化(Gamefy)」から派生。
仕事だけでなく、私生活のあらゆる部分にも活用できる思考法で、今では企業でも推奨される考え方となっています。
仕事にゲーム感覚を取り入れるメリット
冒頭でも2回触れた通り、仕事にゲーム感覚を取り入れる企業もある。
ということで、なぜゲーム感覚で仕事をした方が良いのかを考えてみました。
仕事が楽しくなる~好きになる
目標設定が自然とできるようになってくる
仕事を始めたばかりの頃、つまり私が22歳の時の話ですが、正直私はまだ子供でした。
今でこそ25歳にもなり色々と分かってきた部分がありますが、当時は俗に言う「学生気分」ってやつが抜けずに色々とへまをしたりして仕事が嫌になる時もありましたね。
そこで、ゲーム感覚を取り入れることで「目標」を設定して取り組めれば学生気分のままでも十分に戦っていけるというか、通じるというか。
1つの目標に対して邁進する中で良い意味での社会経験を順当に積んでいけるものだと思っています。
他人の評価が気にならなくなってくる
仕事だけじゃなく、他人は好き勝手言います。
一面だけを見て「あいつは○○だ!」みたいに決め付ける人も社会には数え切れないほどいる。
気にしない人は最初から気にしないけど、気にする人はどこまでも気にしてしまいます。
悪く言われることだって大人になればいくらでもあることだから、そういうのを気にしないスルースキルみたいなのもゲーム感覚を取り入れることで学べるようになるはずです。
1つの目標に向かってやっている訳ですから、そこだけを見て取り組めば良いんですからね。
仕事にゲーム感覚を取り入れる方法
ここからは具体的に「仕事にゲーム感覚を取り入れる方法」を書いていきます。
細かいやり方は人それぞれですので、共通する部分だけです。
目標や課題の明確化
目標を設定することで仕事も自然と楽しくなるので、まずは真剣に考えてみましょう。
進捗状況の見える化
目標に対して現在の自分がどういう位置にいるのか?というのが進捗状況の見える化です。
自分が目標に対してどの位置にいるのかが分かっていないとゲームの楽しみがなくなってしまうので、見える化は必須なのですが、中々難しい面があります。
作業量の数値化
「見える化」の続きですが、自分がどこにいるかを明確にする方法として、自分が行っている作業に数値を割り振るという方法があります。
例えて言うと
「おはよう」と元気に言えれば1点
自分で決めた時間内に1つの仕事が終われば2点
などのように、簡単な作業から難しい作業のすべてに自分の中で点数を決めて達成できた時に加点する。
そうすることで目標に対して進んでいることが分かりますし、自分がどこにいてどの程度のレベルかを知ることができるようになります。
行動に対してすぐに評価を行う
配点を決定したら、遅くとも当日中には点数を付けましょう。
理想を言えばその場で付るのが理想ではありますが、仕事ですからそう簡単にはいきません。
メモしておくか記憶にとどめておいてまとめるのがベストです。
目標達成時の報酬
1つの目標を達成した時、ゲームなら大抵報酬があります。
ドラクエで言えばお宝だったり、モンスターハンターで言えば素材。マリオで言えば・・・最後のピーチ姫かな?ちょっと違うか。
誰かに奢ってもらうのが一番うれしいですが、毎回奢ってくれるほどのお人好しは中々いないので、自分なりのご褒美を用意しておくことをお勧めします。
仕事をゲーム感覚でやる為のコツ
ここからはちょっとしたコツを書いていきます。
「こうした方がより楽しくなる」ということです。
定期的な目標設定の見直し
1つの大きい目標を立てるにしろ小さい目標にしろ、目標となるものの位置が間違っていないかを定期的に見直すことが大切です。
目標が間違っていればゲームはクリアできないということですから、仕事も同様で目標が間違っているとそもそもやってきたことが無駄になってしまう可能性が出てきます。
社会人になると「見直し」という作業の重要性が分かってくる(学生の時から分かっている人は分かっているか)と思います。
目標の細分化
目標の話ばかりですが、1つの大きな目標といくつかの小さな目標に分けた方がより仕事が楽しくなってきます。
大きな1つの目標に対して進捗が確認できるような小さい目標をいくつか建てておくのがベストです。
他人と共有するとより楽しくなる
中々恥ずかしくてできることではないですが、他の人とゲーム感覚を共有することでさらに楽しくなることもあります。
協力して行ったり、競ったりと形はそれぞれです。
ゲームと違ってやり方は無限にある
ゲームは決まったプログラム通りのパターンがいくつか用意されているだけですが、仕事は違います。
やり方は無限に存在し、選べる楽しさやどうなるか分からない楽しさがプラスされます。
やり方次第ではゲームよりもゲームらしく、楽しくなるでしょう。
新しいことに挑戦する勇気も大切にしよう
失敗に対して寛容な社会か?と聞かれれば、そうでもありません。
しかし、尻込みせずに前向きに挑戦することで新しい考え方やスキルに出会うことができます。
失敗のリスクを重視せず、リスクはあくまでリスクと捉えて挑戦する心を大切にしましょう。
他の人の意見
休み明けの仕事は疲れるけど、
— しゅん (@RISEOVERBOY) 2016年4月15日
見事クリア!
ゲーム感覚で仕事をこなすっていうなもあり。
前職上司に「真田さんはゲーム脳で仕事もゲーム感覚で楽しそうね」って言われたの思い出した。
— 真田樹里 (@7misa1misa5) 2016年4月19日
仕事レベルでやるとしんどいけどゲーム感覚でみんなとワイワイやるなら楽しいゲームだよ14ちゃん。
— ぷりこ@DF5/14_I-270 (@manatobi) 2016年4月24日
ただ進行早いと同じことの繰り返しになる作業ゲーなのはあれだけど、ってもネトゲってそういうもんじゃないかな
ゲーマーは絶対に営業は向いてると思うんよね。特にMMOとFPS勢は。戦略考えて、状況に応じて対応考えて相手倒すでしょ?
— すかち@ゲーム生主 (@sukati_nikonama) 2016年4月24日
不動産営業で言えばさ、客に会う前にこいつに家買わせたり売らせたりする為の戦略考えて動く。状況に応じて対応して最後には落とす。
すかちもゲーム感覚で仕事してます。
俺、ヤッパリどうやって物を売るか?とかどう営業で契約取れるか?って考えるの好きだわ。上手くいかん時の方が断然多いけど精度上がってくると楽しくなってくる。色々情報仕入れて仮説立てて上手くいった時は快感よー!俺、仕事だけどゲーム感覚でやってるから成績いいのかも(笑)
— ジャングル大帝 レム 大クン (@daiki_over_buda) 2016年4月24日
まとめ
以上が仕事にゲーム感覚を取り入れる方法でした。
普通にやっていても目標ややりがいを見付けることは出来ますが、そこに1つだけ「ゲーム感覚」という要素を取り入れることでさらに楽しくなります。
最初から完璧に決めてやるのが面倒な場合は、少しだけ設定を考えてみて取り組んでみるのも良いでしょう。