空自ヘリが緊急着陸 福岡空港 けが人なし
26日午前9時半ごろ、福岡市博多区の福岡空港に航空自衛隊春日基地(福岡県春日市)所属の大型輸送ヘリコプター「CH47J」が、エンジントラブルのため、緊急着陸した。乗員4人にけが人はなかった。
航空幕僚監部などによると、ヘリは午前9時すぎ、飛行訓練のため、福岡空港から長崎県・壱岐方面に向かって出発。福岡市上空でエンジンのトランスミッション(変速機)の警告ランプが点灯したため、2基あるエンジンのうち1基を止めて緊急着陸した。このヘリは熊本地震で支援物資の輸送のため出動し、被災地で活動した後、同基地に帰ってきていた。26日の離陸前の点検で異常はなかったという。
この影響で、福岡空港は滑走路が約4分間閉鎖され、発着機16便が最大21分遅れた。
=2016/04/26 西日本新聞=