油そばが好きだ。
いや、正確に言えば、「油そばを食べる」という行為が好きだ。
それは、自分にとってちょっとした儀式というか、イベントめいた高揚感、そして、甘美な背徳感もあったりするからだろう。
スポンサーリンク
東京油組へ行こう
油そば。
最寄駅にもその店はある。
3駅ほど隣にもその店はある。
拘らないのであれば、日高屋にもそれはある。
でも、私は油そば欲求が高ければ高いほど、都心まで足を延ばし、東京油組を訪れる。
念のためだが、決して、私は東京油組の回し者ではない。
この油組、都内に数店舗あるわけだが、アクセスの関係上、私は主に池袋か新宿の店舗を利用している。
ただ、2月に転職して以降は、定期券が新宿を経由することもあり、新宿店率が上がっているだろうか。
先日も週末に定期を有効活用し、新宿店へと足を運んだ。
定期を週末に使用すると、少し得をした気分になる。つまりはそんな貧乏性の気質が私にはある。
新宿店(正確には西新宿店)は新宿駅西口からも南口からも徒歩5分ほどの距離だ。
私は数年前まで職場が新宿で、その界隈で飲むことが多かったのだが、当時そのエリアを「西口と南口のグレーゾン」と名付け、今も心の中でそう呼んでいる。
東京油組の私のオーダー内容&食べ方
油組は食券制。
写真の通り、並でも大盛でもW盛りでも同じ値段だ。
「同じ値段なら」
とW盛りの食券を購入したことがこれまで何度かあるが、大抵の場合、終盤は食事を楽しむのではなく、自分との闘い、一人大食い選手権、となってしまうので、今は大人しく「油そば大盛」そして「スペシャルトッピングA(ねぎごま&半熟卵)」、以上2枚の食券を購入するようにしている。
翌日が休みであれば、無料のすりおろしにんにくなんかの食券も押したりすることもある。
これに
お酢、ラー油を回しかけて、そして、かき混ぜて食べるわけだ(詳しくはお店のHPに丁寧に書いてあるので割愛)。
しかし、これではまだパンチが足りない。
これでも勿論美味しいが、これなら都心まで足をわざわざ運ばなくても良い。
そう。
私は油組に来るときは、油そばとある意味同じくらい、かけ放題の玉ねぎを食べたいのだ。
食べてはかけ、食べてはかけ。
油そばを食べに来たのか、むしろ、それはおまけで、玉ねぎが主役なのか最早わからない。
そんな勢いで麺の上に玉ねぎの山を作る。
そして、食べながら、定期的にお酢とラー油、胡椒や唐辛子なんかも追加投入し、自由気ままに、我がままにカスタマイズする。
もちろん、セルフサービスの水も数度おかわりする。
漫画の孤独のグルメでもあったけれど、ラーメン食中、食後の水は何故にあんなに美味しいのか・・・。