山本奈朱香、古田寛也
2016年4月26日06時50分
豊かな水源を多く持つ熊本県南阿蘇村は「水の生まれる里」と呼ばれてきた。その村でも有数な水源の一つが、大きな被害をもたらした熊本地震の後に枯れてしまった。飲み水などに使ってきた住民は落胆し、特産のコメ作りにも影を落としている。
住民が異変に気付いたのは本震直後の16日朝。
「塩井社(しおいしゃ)さんの水がなくなるなんて、天と地がひっくり返るぐらい驚いた。どぎゃんなるとか」
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