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【産経・FNN世論調査】
「ご祝儀相場」なし 民進党支持率大幅減 旧民主時代を下回る7.3%
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が23、24両日に行った合同世論調査で、民進党の支持率は結党直前の前回調査(3月19、20両日実施)より5.5ポイント低い7.3%に落ち込んだ。自民党が前回比2.3ポイント増の39.0%に伸ばしたのとは対照的に、「ご祝儀相場」すらない窮状を印象づけた。
民進党の母体となった旧民主党、旧維新の党について別個に尋ねた前々回の調査(2月20、21両日実施)では、支持率は民主党が9.7%、維新が1.4%だった。合流によって党勢が拡大するどころか、かえって支持離れを招いている。
そもそも、旧民主党の昨年1年間の平均支持率は10.0%で、民進党への移行後、平成26年(7.2%)の水準にまで落ち込んだ形だ。多くの政党が横ばいか微増の中、民進党の下落ぶりが際立っている。
夏の参院選比例代表の投票先を尋ねた質問でも、民進党は前回比7.0ポイント減の14.1%に下がった。一方で自民党は同4.1ポイント増の44.8%、共産党は1.3ポイント増の8.0%に支持を広げ、明暗が分かれた。