初風炉の季節になります。
炉の最後がいつも古今伝授の式です。
みなさんお手伝いに来てくれて、
美味しいイチゴの差し入れで一休みです。
沢山の人だとお食事も用意します。
お祝いでもあり、最後は先輩がご苦労様と皆さんにお薄を入れてくれました。
私は途中待ち時間が長い初めての生徒さんを連れて、
パリ留学の準備?
風炉のお香は、沈香か白檀です。
高価なものは使いません。
あくまで最初の炭のにおいをとる為のものなのです。
炭は本来は炉の炭と風炉の炭の区別はなく、
炭俵から太さや長さを選んで
五徳の長さに合わせて、炭を切っていきます。
大切なことは水を掛けながら出ないと大事な皮が剥がれたり崩れたりします。
慣れれば素人でもできます。
これができないと茶箱の小さな五徳や煙草盆の炭も作れません。
灰は炉は湿灰を、番茶の煮汁で色と香りをつけていくのです。
風炉は湿灰を使わず、水や雪を表す白い藤灰を撒くので灰の色が違います。
柄杓も釜の蓋に合わせて、切り止めが炉と風炉で逆のを使います。
竹の蓋置は普段は三種類です。
節があるものは、節が下がっているほうが正面。
節が中ほどが炉。
上が風炉と利休さんが決めたそうです。
両方とも道安と少庵が作ってきて、
どちらも捨てがたくこのようになったといわれています。
風炉にしたものの、肌寒い日は火、風炉をお客さんに近づけて。
お点前も半分炉となるのが流点といいます。
ドイツに帰っていた方が久しぶりに寄ってくれました。
ボランティア活動で東北に行くといいます。
夏らしいガラスの水差しで運びをしてもらいました。
引っ越しには大いに活躍してくれました。
風炉は時代も遡ると、それは気が遠くなるほどです。
暑い夏は茶箱で乗り切ります。
茶道では台子の風炉は季節がなく、古典中の古典といわれています。
なかなか風炉の形でないとルーツを説明しづらいのです。
日曜体験教室 茶の湯

生まれて初めて自分のお茶を飲んだそうです
毎月第一日曜、午後三時から始めてます。
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裏千家茶道 助教授 飯村宗立
教室 03-3269-3289
自宅 03-3267-7890
茶華道教室 http://www1.odn.ne.jp/~cip76460
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記 飯村 宗立