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 原子力規制委員会は、原子力発電所の検査制度を見直し、電力会社への事前通告なしに検査官があらゆる場所やデータを自由に確認する「抜き打ち」を強化する方針を固めた。25日午後の臨時委員会で決定し、次期通常国会に原子炉等規制法の改正案を提出する。検査官の力量を高める訓練を来年度から始め、2020年度から運用を始める。

 規制委が法に基づき実施する保安検査は現在、2週間ほどずつ年4回実施している。電力会社に事前通告し、決められた検査対象を確認する「チェックリスト方式」で、対象外の項目は検査官がデータを求めても確認できないことがあった。気になる点があっても改善を促すことはできず、助言にとどまっていた。

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