蹴球探訪
フロンターレと陸前高田市
築かれた新たな絆
(3月16日)
【プロ野球】今村1年10カ月ぶり白星 今季5度目の登板でつかんだ2016年4月25日 紙面から
◇巨人3−0DeNA巨人は2回に立岡の適時打で先制し、6回は失策に乗じて2点を加えた。先発の今村が粘り強く投げ、6回途中まで無失点で2年ぶりの勝利を挙げた。沢村が6セーブ目。DeNAは拙守が先発山口の足を引っ張り、打線も沈黙した。 ◇ 今季5度目の登板で、巨人・今村が白星をつかんだ。2014年6月9日のロッテ戦以来。お立ち台ではうれしさを隠し切れなかった。 「去年は悔しかったので、今年はやってやるぞという気持ちでキャンプからやってきた。とりあえず1勝できてうれしい」 1点リードの6回2死二塁。筒香に右安打を許し、一、三塁となったところで高橋監督は交代を告げた。5イニング2/3を4安打。17個のアウトのうち、12個(1併殺含む)をゴロで奪った。速球は140キロ前後だが、カーブとの緩急と制球が武器となった。「低めを意識して投げられた」。その一方で、4度目の先発もイニング途中の交代となった悔しさは、次回への決意に変わる。「途中で代わってしまった反省はある。交代されないピッチングをしたい」。 それでもエース菅野を除けば、先発投手に勝ちがついたのは4月に入って今村が初めてだ。第5の男として、地位を築きつつあるプロ5年目。高橋監督も「内容もいい。次も頑張ってくれたら。いいピッチングだったと思います」と目尻を下げた。 首位に立ってはいるが、楽観はできないチーム事情。先発に若い力が出てきたことは心強い材料だ。 (園田佳子) PR情報
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