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【追悼】愛息・武白志を溺愛していた山本功児さん
2016年04月25日 11時00分

2015年夏、福岡大会決勝で甲子園出場を決め、球場を後にする武白志(左)と山本氏(右)

 23日に肝臓がんのため死去した元ロッテ監督・山本功児氏(享年64)の訃報が、悲しみを広げている。現役時代は巨人、ロッテでプレーし、引退後はロッテで監督、巨人でヘッドコーチなどを務めた。

【元番記者が悼む】昨夏、福岡・小郡市の球場で会ったのが最後になってしまった。全国高校野球の福岡大会準々決勝、九州国際大付の3年生だった武白志の応援に駆けつけていた功児さんは、スタンドの階段を上がるのもつらそうだった。

 ただ、野球の話になると以前と変わらない。試合は接戦で、4番に座っていた武白志が凡打するたびに「4番がこんな打撃をしていたら勝てる試合にも勝てない」と熱を帯びる。

 功児さんは武白志を溺愛していた。体調がすぐれないこともあったが、指導者や解説者としてプロ野球と関わろうとしなかったのは息子と過ごす時間を大切にしたかったから。武白志の高校進学に合わせ、夫婦で北九州市に転居した。「誰に似たのか、高校野球だっていうのに、審判に食ってかかったりするんだ」。愛息の話をするときは、いつでも楽しそうだった。

 熱い人でロッテ監督時代には、納得のいかない判定に対して審判に「アホか!」と言い、退場になったことがある。そのときの“言い訳”が秀逸で「関西で生まれ育ったオレにとって『アホ』はあいさつみたいなもの。『バカ』と言ったら暴言だけど『アホ』には親しみがある」と力説していた。

 功児さんが自身の野球人生を語りつくした本紙連載「なんとなく幸せ」(現在は東スポWebに掲載中)の取材の際には、昼下がりの横浜市内のファミリーレストランで、ビールジョッキを傾けながら熱い話を何時間も聞かせてもらった。もう功児節が聞けないのかと思うと残念でならない。合掌。(運動部デスク・礒崎圭介)

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