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■随筆 新・人間革命 「嵐の4・24 断じて忘るな! 学会精神を」
わが家に帰り、妻に、会長を辞めたことを伝えると、妻は、何も聞かずに「ああ、
そうですか……。ご苦労様でした」と、いつもと変わらず、微笑みながら、迎えてくれた。
■長編詩【大空を見つめて 愛する学園の わが子に贈る】
ある日 ある時 ふと 私は妻に漏らした
「嫉妬うず巻く日本を去ろう 世界が待っているから」
その時 妻は 微笑んで言った
「あなたには 学園生がいます 学園生はどうするのですか? きっと 寂しがりますよ」
そうだ! そうだ 学園がある! 未来の生命たる 学園生がいる!
君たちのためなら 私は いかなる迫害も いかなる中傷も いかなる試練も まったく眼中にない
(中略)
君たちから 遥かな後継へと 脈々続く創価兄弟の 悠久の流れの中に 私の生命は生き続けていく
その成長を見守ることを 最高の命の支えとして 最大の心の翼として 私は世界を 翔け続けよう!
君と 君たちと! 共に離れずに! 永遠に共に!
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おはようございます。
54年問題の渦中、先生を支えたのは「奥様」と「学園生の存在」ではないでしょうか。
池田先生が第三代会長に就任された日から今日まで、そばで支え続けられた奥様のご心労は計り知れません。
そして、先生の希望となったのが、学園生の存在。
先生が身を犠牲にしても護り抜かれてきた学園生への深い思いと愛情。
それは昨年の学園卒業式で感じられた方は多いのではないでしょうか。
「おめでとう!良かったよ! おめでよう!!おめでとう!!」
この言葉が、2010年5月の本幹同中を最後に、実際に聞けた先生の「声」でした。
学園生・未来部のみなさんは、大好きな池田先生の言葉を抱きしめ、真っ直ぐに生き抜いてもらいたい。
その心に、先生は永遠に生き続けてゆくからです。
今も、先生は祈り続けられています。
そして奥様は、今も先生を支え続けていられます。
これ以上、先生と奥様にご心配をおかけしてはいけない。
先生の代わりに、学園生・未来部を護ることが、池田先生を永遠に護ることに通じると、自分は思います。
会則改定・安保法制は、先生の心と会員の心を分断する。
このままでは、学園生・未来部が成長した時代の創価学会は、先生の心を失ってしまう。
4・24は、先生への報恩を決意する日。
先生の宝である、学園生・未来部を護ることに、体を張れる壮年部がいると信じる。
奥様のご心労に寄り添える、婦人部がいると信じる。
そして、その心を継承できる青年部がいると信じ続けます。
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