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アカデミー賞受賞の社会派映画『スポットライト 世紀のスクープ』見た人いません?
実話がベースの作品です。
この映画ったら、いつの間にか今の執行部幹部がやっていることの暴露かいなと、錯覚してしまうこと請け合い。
大きな宗教団体が、その権力を使って、内部の悪事を「隠蔽・黙殺・犠牲者放置」するところは、これが「パターン」なのかもと気付かされてしまうのです。
権威権力のもとでは、宗教団体内部の悪事は隠蔽され、幹部はかばい合い、共存共栄。
被害者の放置やデマによる中傷など、よくあることなんですねえ。
被害者は泣き寝入り。
心と人生に、深くてぬぐいがたい傷を及ぼす。
良くても解決ではなく訴えが表沙汰にならないようにお金で示談。
そうやって握り潰されていく。
悪事を働くおびただしい数のトンデモ宗教指導者を、さらにその上に君臨する権力者が、転々と赴任先を変えさせるだけ、出没しては悪事をするのを延々繰り返す。
大物宗教指導者のもとでとんでもなく広範囲に悪事がなされていても、責任はどこへやら、結局最高位に近づくんですからオドロキ。
そんなふうに暴露されていく様子を見ると、あー、似てる、こういうところは宗教の違いは無くて、共通みたいだわ、となります。
劇中、ボストングローブ社の記者たちの執念と正義は、英雄の名に値する勇敢さと気骨。
正義の言論攻撃、彼等にできたのですから、宿坊にできないわけがありません。
負けてはいられませんね。
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