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人間の「生命現象」
私たち人間の生命現象は「全体性」という我が身に全て集約され日々、瞬間、瞬
間、新陳代謝を繰り返しています。エネルギー摂取⇒エネルギー変換により「自
分自身」の世界が続いています。(生かされています)
「生かされている」世界を3つの区分で見ると「人間」という存在様式が理解さ
れ了解されます。仏法の生命論を理解する方法は3つの区分を知る事によりわか
ってきます。
1-「自己機能」⇒身体機能の働き作用⇒体感・体験する感覚世界⇒了解する⇒迷いはない
2-「自我機能」⇒思考・概念の働き作用⇒思いによる空想的世界⇒理解する⇒迷いの世界
3-「意識機能」⇒感じる・見る、働き作用⇒自己機能・自我機能を通じて体感・覚知する世界⇒不二感覚
思考・概念によるアルベア論を閲覧している方々の中に、一瞥体験や体感覚知の
体感・体験する方も現れてきているようです。
その方々の多くは「俯瞰的眼差し」により「見えすぎて」困ってしまう、これが
本当なのか等の戸惑いを抱いているように見受けられます。⇒「悟りの迷い」と
いう一時的現象です。
非二元の体感・体験者の世界から見ると
例⇒探求なんて無い、悟り現象も無い、自分自身もいない、創価の世界は虚構の
世界だった、元々「師弟」などはない、ただ在るだけ、起きて来るのは起きて来
るだけ、
このような体感・体験は、全て救済のためにもたらされている事なのです。「法
のため」「民衆救済のため」という意識をしっかり持つと「創価の世界」の現象
が見えてきます。智慧・慈悲が無限に現れている事を覚知するのです。「非二元
体感・体験」と「自分自身」という立ち位置が明確になります。
いつも述べていますが、「非二元」「悟り」「体感覚知」等の体感・体験は「個
人の志向性」により現れ方が若干、異なります。宗教的な色合いの体験・霊的な
体験・様々な意識体が見えてしまう等、人によりその体感・体験するビジュアル
世界は違いますが、行き着くところは同じ現象を体感・体験します。
「悟り」体感・体験は全てが「空」であり「無」であることと体感します。この
ことを「体感知」と言います。この「体感知」により、全ての意識体が「光」へ
と反転し、いわゆる「成仏」という現象となるのです。
そうすると、その反転した「光」が「諸天善神」としての働き作用となって現象
化してくるのです。これが「法華経の智慧」というドラマなのです。
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