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■「私は幸せだ」
私がどれほど師匠を大事にし、弟子を大事にし、学会を大事にし、大聖人の仏法を世界に広げてきたか。
青春時代からの言語に固くせぬ開争は、そばにいた妻が、一番よく知っている。
師匠に「大作、立ち上がってくれ」と言われれば、即座に戦いを起こした。あらゆる難局を切り開き、学会を大前進させてきた。
そういう私に、先生は、毎朝のように「戸田大学」を開き、万般の学問を、自ら授けてくださった。
偉大な先生であった。怖い先生であった、先生が怒る時は、天地がひつくり返るほどのすさまじさであった。
その先生が、亡くなる間際、私にこう言ってくださった。
「いい弟子を持つて、俺は満足だ。本当に幸せだ。大作、ありがとう」
これが、美しく尊き創価の師弟の世界なのである。
戸田先生の言葉を、青年に贈りたい。
「青年は嵐のごとく団結せよ! そして、一つの目的に対して、嵐のごとく拍手の応援をせよ!
広宣流布の勝利は、この青年の力に期待をかける以外にない」
■本物よ出でよ!
遠大な広布の末来を展望する時、本当の勝負は、いよいよこれからである。
私は戸田先生の弟子として、「不二の心」で生きてきた。何があろうと、平気である。
誓いを貫き、同志を護り、正義を打ち立てる「師弟不二の弟子」がいるかどうか。一切は、それで決まる。
ドイツの大詩人ゲーテは謳った。
「若き日々を大切に活用しなさい。早く賢明になれるよう学んでいきなさい」
「君は、上に向かって登るのか、下に向かって沈むかだ。強大な勢力を得て勝利するか、服従して敗北するかだ。苦しみ悩むか、凱歌をあげるかだ」
仏法は勝負だ。仏と魔の闘争である。勝つか負けるか、どちらかしかない。
ゆえに青年は、心を磨き、頭を鍛え、勝ち抜く力をつけるのだ。
「本物の弟子よ、出でよ!」
こう私は声を大にして叫びたい。
頼むよ!〈「ハイ!」と力強い返事が〉
誰が上とか下とかではない。皆が同じ責任感に立ち、戦う心を燃やして、広宣流布へ前進する。だから学会は強い。それが、戸田先生以来の伝統である。
劇作家としても知られるゲーテは、ある時、劇の出演者にこう呼びかけた。
「どんな小さな役だって重要なんだよ」
「厳密な意味でのわき役なんてものはない。どんな役も、ある一個の全体にとって、なくてはならない部分だ」(ピーダーマン編・菊地栄一訳『ゲーテ対話録Ⅱ』白水社)
全員が、広宣流布の勝利の劇の「主役」の誇りに燃えて戦おう!(大拍手)
(続く)
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