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少し長くなりますので・・2~3回に分けて、全文お送りします。
2010年1月29日付聖教 栄光の日々
”8000人の自由勤行会 岩手・水沢”
”明日は、自由勤行会にしよう!”
池田名誉会長の提案が伝えられた時、時計は既に午後8時を回っていた。
名誉会長が6年半ぶりに岩手・水沢を訪れた昭和54年(1979)1月11日。
夕刻の新年記念代表幹部会を終えた直後だった。
明日は誰でも自由に来ていいよー吉報は口づてで、瞬く間に広がった。
県として日本最大の面積を誇る岩手。
三陸の久慈、宮古、釜石、大船渡、県北の二戸、そして北上、花巻、一関、
盛岡からも、友は勇んで名誉会長の元へ。
師の呼びかけに呼応し、広大な大地から湧き出でるかのように集った地涌の同志八千人。
まるで法華経の会座の如き、歓喜勇躍の勤行会。
名誉会長は綴った・・
”生き生きと、伸び伸びと、人生の花を咲かせゆく・霊鷲山の縮図があった”
”嬉しそうにしていますが、何かあるんですか” 水沢駅に向かう列車。
ウキウキしている会員に、乗客は思わず声を掛けた。
”水沢に行って、池田先生に会うんです!”
釜石や宮古の友。列車で向かう人は、早朝5時には自宅を出発。
なんども乗り換えて約6時間の道程。
車に乗り合わせた友は、つづら折りの仙人峠を越えた。
天候の良い日でも困難な山道を、吹雪の中、懸命に走り越えた。
師が待つ水沢には、光が差していた。
・・・続く・・・
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