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行きずりですが… 様
文面を拝見していると、常識的な方、あるいは良識的な方でしょうか。あるいは「和」を尊ぶ方。それとも、その20年もの前にある種の幻滅感を覚え、もう否定することもしないが、かといって積極的に参画することもしない、とされている方かも知れません。
ただこうして、投稿に及んだことは学会員でもあり、何らかの関心をもっておられることは、間違いのないところでしょう。
私が感じる創価学会の現状は、かつてのいわれなき悪評で叩かれ続けてきた往時の状況とは全く違うのではないかという見方です。いろんな観点から語れるのですが、それを一言でいえば、「創価学会が創価学会でなくなる」ような事態にまで、ことが及んできているということではないのでしょうか。言葉を変えればそれは、「大聖人仏法・池田思想の創価学会でなくなるのか、それともそれを継承できるか」とも表現できます。
まだ会員には正式な形で伝えられていない「日蓮世界宗」あるいは「日蓮世界宗創価学会」(HPの会則の欄にはいつの間にかアップされていますが)の位置づけが未だに明確ではありません。さらにこれは一般会員にはその真否が確認しずらいところですが、いわゆる教学部レポート(現実を見ると正しいと判断せざるを得ない)と、元SGI教学部長の遠藤文書の存在。それに、何と言っても正木理事長の突然の辞任というのは、現役の総県幹部ですら不思議がる現実があります。
「池田大作」という人間を尊敬している言われているという、あの憲法学者の小林節さんも、いまの創価学会、公明党の路線はかつての考え方と違ってきている(趣旨)と、これまでとは一線を画す姿勢を見せておられるようです。
「ここは一から十まで双手を挙げて賛成しないと“仲間認定”されない世界なんでしょうかね」と仰る意味はよく分かります。御承知のように「正論を正論として通す」作業は並大抵のものではありません。ついつい血気に走るのは、「叫び」のなせる業とご理解ください。充分にご承知の様子とも見受けられますが。
たまに、夜遅くにですか、「情」をこぼす“荒くれも”いるのですよ……。
御承知のように、法華経は万人成仏の法です。どこか冷静に見守る人も大切です。どうか、行き過ぎがあったら、今回のように指摘してください。
おそらく投稿する人の十倍、あるいはそれ以上の、多くのROMの方が「最後は勝負を決する」と私は見ています。
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