ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ

世帯年収1200万円でも不幸な人、600万円で幸せな人の違いとは?

週刊ダイヤモンド編集部
【16/4/30・5/3合併号】 2016年4月25日
1
nextpage

『週刊ダイヤモンド』4月30日・5月7日合併号の第一特集は「お金の賢者と愚者 その境目はここにあった!」です。特集では小手先の節約術にとどまらない、骨太のお金のルール、賢者の哲学を紹介しています。76ページにわたる大特集です。ここでは、特集冒頭で紹介している5000人アンケートのごく一部をお伝えします。お金持ちでも不幸な人がいることがわかりました。その特徴、気になりますよね。賢者と愚者の境目ははっきりしていました。

5000人調査で分かった
お金の賢者と愚者の分かれ道

 「今度、子供の大学受験のために教育ローンを組むことになりました。老後の資産ですか? そんなことまで考える余裕はありませんよ」

 高年収で知られる金融マンとして、日夜活躍している金田幸一さん(仮名、45歳)。世帯年収が1000万円を軽く超えるにもかかわらず、その表情はさえない。

 なにせ、受験を控えた子供が2人いる。しかも金田さん自身、仕事は朝が早く帰りも遅い。休日もゴルフとあって、家族と過ごす時間は限られている。飲み会や外食などの浪費癖もつき、気付けば財布が空になるというありさまだ。金田さんが「こんなに苦しいとはなぁ」とこぼすのも無理はないだろう。

 そもそも、厚生労働省の国民生活基礎調査によれば、世帯年収の平均は529万円であり、1000万円以上の高年収世帯は、全世帯の1割程度しかない。にもかかわらず、皆がうらやむ生活を送れているかというと、必ずしもそうではなさそうだ。

 「高年収の金持ちだとしても、お金の使い方を間違えれば、幸せとはいえない。逆に平均的な年収の庶民でも、幸せだと思う人は少なくないのではないか」

 そう考えた本誌は今回、調査会社クロス・マーケティングの協力を得て、本誌で初めて全国約5000人を対象にした大規模な意識調査を実施した。

 そこから浮かび上がってきたのは、お金の「賢者」とお金の「愚者」との「分かれ道」が幾つも存在することであった。

あなたは賢者か?愚者か?
仕事や家庭など5項目で人生の満足度を総合判定

 今回の調査において、まず注目したのが世帯年収である。調査では「300万円未満」「300万円台」……「1400万円台」「1500万円以上」と、14階級に分けて、それぞれ350人の回答を集めた。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2016年4月30日・5月7日合併特大号 定価670円(税込)

お金の賢者と愚者

お金の賢者と愚者の境目を学ぶ!

【緊急特集】
熊本大地震
電機・車、観光、物流…日本列島に激震

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
ビジネスプロフェッショナルの方必見!年収2,000万円以上の求人特集
ビジネスプロフェッショナルの方必見!
年収2,000万円以上の求人特集

管理職、経営、スペシャリストなどのキーポジションを国内外の優良・成長企業が求めています。まずはあなたの業界の求人を覗いてみませんか?[PR]

経営課題解決まとめ企業経営・組織マネジメントに役立つ記事をテーマごとにセレクトしました

クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ

最新号の読みどころを特集担当者の視点でお伝えします。時には紙幅の関係から記事にできなかった取材の内側など、「ここだけの話」も満載です。

「今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ」

⇒バックナンバー一覧