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「法華経の智慧」
池田先生は「法華経の智慧」で次のように述べられています。
「実は法華経は、そういう大変革期にこそ、その輝きを放つ経典なのです。法華
経が説かれた時代も、そうであったようだ。」・・・「法華経は、いわば『精神
の戦国時代』を突き進みゆく『統合の旗印』だったのです。」と
「法華経の智慧」第1巻19ページ
あらゆることが混沌とする中でこそ「法華経の智慧」が現実的な変革、現象化し
、現れてくるという生命の原理・法則を語られたものとして理解できます。
個人においては様々な状況にあり、異なる思いを抱き、苦悩・苦闘の中にいても
「統合の旗印」と言われるように、私たちは「統合」の方向にあるのです。「生
命現象」としての本来の「統合」「全体性」という働き作用を担っているのです
。「そこに気づくか」、「気づかないか」でその対応が異なってくるのです。
「混沌」という表現も「人間」の見方です。現象から見ると「混沌」は無いので
す。常に一定であり、調和があるだけなのです。明晰と静寂の世界なのです。
「法華経の智慧」は民衆救済の書です。体感・体験の書です。「体感・体験」と
は「共感」「同感」「同意」を言います。池田先生と「同感」する。日蓮大聖人
と「同意」することです。
体感・体験があるからこそ、他者と「同一苦」となるのです。鈍感な輩は策によ
り現実から逃避回避し指示するだけです。救済にならないことを繰り返している
だけなのです。当然、反作用の働きにみまわれます。既にみまわれていることと
思います。
★復興にはかなりの費用がかかります。おそらく東日本大震災の復興予算に近い数
字になります。すでに霞が関の官僚は資料作成に入っています。国会答弁用の資
料作成のためです。
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