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反動形成
怒り・敵意・不安・拒否・拒絶等は、身体機能の反応である。「目の前」にある
状況に対する「反発現象」である。人は誰でも「目の前」で起きている現象に反
発する傾向がある。意識の働きに「慣性」の法則があるからである。それは意識
の流れを阻害する現象として認知するからである。要するに自分自身の都合に合
わない現象を排除しようとする働きである。
そうした「反発」ができずに「押さえ込む」と反発エネルギーが蓄積され、起き
た現象と逆の反応をしてしまうこと等を「反動形成」と言う。
例⇒「好き」なのに「嫌い」と言う。「嫌い」なのに「好き」と言う。反作用と
して「反転」現象を起こしているのである。「ダイエットして、リバンドで太る
」⇒反動形成である。
このように身近で「作用反作用」という現象が起きているのである。このことに
「気づけない」から堂々巡りの愚考をするのである。全ては自分の都合という「
人間観」「人間感覚」である。
「現象」を見ていくと、繰り返されるリズムもわかるようになる。
「反動形成」「作用反作用」は、「自我機能」の反発として「自己機能」が現象
化しているということでもある。
特に「マネーエネルギー」は「自我機能」が強いと損をするような現象化が起き
やすくなる。逆に執着があまりない場合は「作用」としての得する現象化が起こ
るのである。
このような現れの差をもたらすのが「意識機能」なのだ。
地震のエネルギーも同様なメカニズムで起きている。
熊本・九州方面の方々お見舞いを申し上げます。
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