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ビィマラキルティー様
>地区婦人部長「仮にビィマラ君がいった様に組織がおかしくなっても末端の私達になにができるの?これだけ組織が大きくなればそういう事もあっても不思議じゃないし仕方のないことなんじゃない?」<
>地区婦人部長「打ち出しとうりに打ち出しのことをそのまま素直にやるのが信心よ。ビィマラ君その遠藤文書をもし私が読んで活動しなくなったらいけないからとにかく読まないわ」<
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「仕方がない」は、日本人の典型的な念仏マインドです。組織が大きくなればなる程、自身の小ささを感じ、無気力になっていく。また、そう思わせることが念仏であり、法華経とは真逆の発想です。法華経は自身の無限の可能性を説き、一人の人間革命が、一国の宿命転換をも可能にする法である。創価学会の使命は、社会に蔓延る念仏マインドを打ち破り、一人一人が、かけがえのない存在であるという法華経マインドに変えていくことです。
日蓮大聖人は、立正安国論で、法然を悪比丘と断じ、一凶とされた。念仏を広宣流布した大悪僧こそが法然であり、その邪宗の害毒というものはとてつもなく強い。いまでも、念仏との戦いは行われているということです。ですから、念仏マインドに陥ってしまっている地区婦人部長が悪いのではなく、本当に悪いのは法然ということです。怒りを向けるとしたら法然であり、「法然断じて許すまじ」との祈りが大事になります。
「打ち出しをそのまま素直にやるのが信心」との言も、聞こえはいいですが、その根底にあるのは「波風を立てたくない」という惰弱さだったりします。身内に弱いのが人間の性ですので、魔とは自身の一番の弱い、身内に入ってくるものです。念仏マインドは生命力を奪いとり、生きる気力を失わせる。悪とは、人間の弱さを巧みに利用する。念仏マインドは、悪にとっての格好の餌食です。「仕方がない」「波風を立てたくない」が根底では、悪を増長させてしまう。
「法然のせいだ」と、強盛に悪を断じる祈りをするならば、生命力が増大します。組織に巣食う問題や悪から目を背け、いくら打ち出し通りに活動したところで、それを信心とは言わない。その先に、人間革命はないからだ。問題と向き合うには、生命力と勇気が必要です。ここが分かれば、とてつもない福運がつきます。まだまだ、地区婦人部長のように、念仏マインドを根底とした信心をしている人が多いのが現状です。それをいかに法華経マインドに転換していくかが、54年体質を打ち破ることともリンクしています。
日本の組織は念仏マインドですので、それを前提とした上で、行動を起こしてみて下さい。念仏マインドは法華経マインドをかたくなに拒否します。だから話も通じないし、噛み合わない。この構図がわかっているかいないかで、モチベーションも変わります。「念仏無間地獄」は、過去のことではありません。それをひっくり返し、法華経マインドへと転換する。それこそが真の創価学会なのです。
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